- 製作
- 1959年 日本
- 時間
- ---分
- 監督
- 安田公義
- 出演
- 新珠三千代勝新太郎三田登喜子
- 種類
- 時代劇
【幕府の中枢、江戸城松の廊下で抜かれた刃。耐え忍んだ末の刃傷沙汰が、赤穂浪士の悲劇的な復讐劇の引き金を引く。】
時は元禄。徳川幕府の威光が天下に轟く中、江戸城内で前代未聞の事件が発生。勅使饗応役を命じられた赤穂藩主・浅野内匠頭が、指南役である高家筆頭・吉良上野介に対し、殿中松の廊下で刃傷に及んだのだ。度重なる吉良の侮辱に耐えかねた末の凶行。しかし、幕府の裁きは一方的だった。浅野は即日切腹、赤穂藩は取り潰し。一方の吉良はお咎めなし。この非情な決定は、家臣である大石内蔵助をはじめとする赤穂藩士たちの胸に、静かだが消えない復讐の炎を灯す。すべての始まりとなった、城内の緊迫の一日。