- 製作
- 1961年 日本
- 時間
- 86分
- 監督
- 筧正典
- 出演
- 池部良淡路恵子森光子
- 種類
- コメディ
【便器に人生を捧げた男がいた。誰もが笑うその情熱が、やがて日本中の暮らしを変える奇跡の物語。】
舞台は高度経済成長期の日本。大手住宅設備メーカーに勤める主人公は、社内でお荷物扱いされる衛生陶器(トイレ)開発部門への配属を命じられる。これが彼の運命を変えるきっかけ。当初は落胆するも、彼は「日本人の生活を豊かにしたい」という一心で、快適なトイレ開発に情熱を燃やし始める。彼の目的は、保温便座や温水洗浄便座といった、前例のない製品を世に送り出すこと。しかし、社内の無理解や技術的な困難という巨大な壁が立ちはだかる。「トイレット部長」と揶揄されながらも、彼の挑戦は続く。一人の男の情熱が、やがて社会現象を巻き起こす。