- 製作
- 1992年 ドイツ
- 時間
- 111分
- 監督
- ヘルマ・サンダース=ブラームス
- 出演
- ヨハンナ・シャルトーマス・ビューヒェルウド・クロシュヴァルト
- 種類
- ヒューマンドラマ
「ドイツ・青ざめた母」「エミリーの未来」と、ドイツ社会を女性の視点で見つめてきたヘルマ・サンダース・ブラームス監督が、旧東ドイツに住む一組の夫婦を通して、東西ドイツ統一に至ってもなお、新しい波にもまれ続ける人々の心情と生活を、深い痛みと未来への祈りを込めて描いた一編。脚本は、監督が東ドイツの国家プラント周辺に取材し、実在の人物たちをモデルにしたオリジナル。製作はアルフレッド・ウルマー、撮影はユルゲン・レンツ。音楽はマルク・ベアッコで、歌手・ギタリストとして名高いジョルジュ・ムスタキらが演奏に参加。主演は劇作家ブレヒトの血を引き、劇団“ドイツ劇場”で舞台を中心に活躍しているヨハンナ・シャル。共演は同じく“ドイツ劇場”所属のウド・クロシュヴァルト、監督の一人娘で、「ドイツ・青ざめた母」にも出演したアンナ・サンダースほか。