- 製作
- 1989年 フランス
- 時間
- 7分
- 監督
- ジャン=ピエール・ジュネ
- 出演
- ドミニク・ピノンチック・オルテガ
- 種類
- ヒューマンドラマ
【部屋に一人、男が語る「好きなこと」と「嫌いなこと」。日常の些細な断片から浮かび上がる、一人の人間の愛すべき肖像。】
パリのアパルトマンの一室。カメラをじっと見つめる一人の男。彼は、自らの「好きなこと」と「嫌いなこと」を淡々と、しかし情熱的に語り始める。「熟した桃の皮をむくこと」「日曜の夜」。ささやかな喜びから、ちょっとした苛立ちまで。彼の語りを通して、観る者はいつしか自分自身のこだわりや記憶を重ね合わせる。ジャン=ピエール・ジュネ監督の遊び心あふれる映像美で綴られる、わずか8分間の魔法。日常に隠された小さな宝物を発見する、珠玉のショートフィルム。