- 製作
- 1966年 日本
- 時間
- 88分
- 監督
- 加藤泰
- 出演
- 桜町弘子久保菜穂子夏八木勲
- 種類
- 時代劇
【明治後期の大阪、恋人のために非情な金貸しに身を投じた一人の芸妓が、愛と裏切りに翻弄されながらも強く生き抜く姿を描く壮絶な一代記。】
舞台は明治後期の大阪・千日前。将来を誓い合った若旦那・定次郎のため、全てを捧げる覚悟の芸妓・八重次。しかし、定次郎が店の金に手を付けたことで、二人の運命は暗転。彼を救うため、八重次は「骨までしゃぶる」と噂される冷酷非情な金貸し・お紋の元を訪れる。一度足を踏み入れれば二度と抜け出せない、欲望と裏切りが渦巻く金の世界。愛する男のために身も心も削りながら、八重次は非情な取り立ての世界で生きることを決意。しかし、彼女を待ち受けていたのは、想像を絶する苦難と、信じていた愛の残酷な真実。