- 製作
- 1954年 日本
- 時間
- 102分
- 監督
- 阿部豊
- 出演
- 早川雪洲藤田進斎藤達雄
- 種類
- 戦争ヒューマンドラマサスペンス
【終戦か、本土決戦か。玉音放送の裏側で、国家の存亡を賭けて対立した軍人たちの、最も長く、最も熱い数日間。】
1945年夏、ポツダム宣言受諾を巡り大日本帝国は揺れていた。広島・長崎への原爆投下、ソ連参戦と敗戦は目前。あくまで「本土決戦」を叫ぶ阿南惟幾陸軍大臣ら主戦派と、これ以上の犠牲を避け「終戦」を決断しようとする和平派は激しく対立する。ついに昭和天皇による「聖断」が下されるが、これに納得できない青年将校たちがクーデターを計画。終戦を告げる玉音放送の録音盤を奪い、戦争継続を強行しようと動き出す。日本の未来を左右する、息詰まる攻防の始まり。