- 製作
- 1956年 日本
- 時間
- ---分
- 監督
- 佐伯清
- 出演
- 大友柳太朗高千穂ひづる三条美紀
- 種類
- 時代劇
【刀を鍬に持ち替えても、武士の魂は死なず。時代の荒波の中、大地に生きる道を選んだ元侍の誇りと葛藤を描く重厚な人間ドラマ。】
明治維新。武士の時代が終わりを告げ、多くの侍が生きる道を失った。名門の出である主人公もまた、刀を置き、農民として生きることを決意する。慣れない手つきで土を耕し、武士としての過去を捨て去ろうとする彼。しかし、時代の変化をよしとしない元同僚からの反発や、身分を失ったことへの内なる葛藤が彼を苦しめる。真の「侍」とは何か。激動の時代を背景に、一人の男が自らの尊厳をかけて大地と向き合う姿を描いた、感動の物語。