- 製作
- 1958年 フランス
- 時間
- 31分
- 監督
- ヨリス・イヴェンス
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
【巨匠ヨリス・イヴェンスが描く、パリの心臓を流れるセーヌ川の詩的な一日。モノクロームの映像詩。】
舞台は1950年代のパリ。夜明けと共に目覚めるセーヌ川の一日を、詩的な映像美で綴るドキュメンタリー。川は街の動脈となり、恋人たちの囁き、労働者の汗、子供たちの笑い声、その全てを映し出す鏡。巨匠ヨリス・イヴェンスのカメラは、川面を滑るように移動し、橋の下をくぐり、岸辺に生きる人々の営みを静かに見つめる。特別な事件は起こらない。しかし、そこにはパリという都市の魂そのものが息づいている。光と影が織りなすモノクロームの映像詩。観る者をセーヌの船旅へと誘う、珠玉の短編。