- 製作
- 1945年 日本
- 時間
- 76分
- 監督
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- 出演
- 長谷川一夫田中絹代市川扇升
- 種類
- 時代劇
            
            【江戸時代、天下無双の称号を懸け、一人の若き武士が極限の弓術「通し矢」に挑む。誇りと愛を射抜く、手に汗握る本格時代劇。】
            
            舞台は江戸時代の京都、三十三間堂。そこでは、百二十メートルの長大な軒下を矢で射通す「通し矢」という過酷な弓術競技が行われていた。紀州藩の若き武士・星野勘左衛門は、藩の名誉と亡き父の夢を背負い、この競技に人生を懸ける。彼の前に立ちはだかるのは、驚異的な記録を持つライバル、尾州藩の武士。極度の重圧、血の滲むような修行、そしてライバルとの壮絶な心理戦。心身ともに追い詰められる中、彼を支える一人の女性の存在。己の限界を超え、誇りを懸けた運命の一矢を放つことができるのか。