成瀬巳喜男にとってはじめての時代劇。一六〇六年、京都の三十三間堂で初めて行われた通し矢を描いた作品。通し矢とは、朝六時から翌日の六時までの間に、六六間(119メートル)先の的に射る矢の数を競うもの。一六六八年、星野勘左衛門は一万五百四十二本の弓を放って、八千本を的に当てた記録を作ったが、十八年後、和佐大八郎が一万三千五十三本を放って、八千百三十三本を当てて新記録を作った。この出来事に基づいて小国英雄が脚本を書いた。
ネット上の声
- 東宝作品乍ら松竹下加茂で撮影と、終戦間際の厳しい環境がこたえたのか?成瀬巳喜男監
- 三十三間堂、落ち込んだときとか、京都に地元から友達きたときに連れてったりで何度か
- 田中絹代の肉体の上の着物の柄のきれいなこと
- 〖1940年代映画:時代劇:東宝〗
時代劇
- 製作年1945年
- 製作国日本
- 時間76分
- 監督---
- 主演長谷川一夫