- 製作
- 1964年 ブラジル
- 時間
- 110分
- 監督
- グラウベル・ローシャ
- 出演
- ジェラルド・デル・ヘイオトン・バストスイオナ・マガリャンエス
- 種類
- 西部劇ヒューマンドラマ
【神か、悪魔か。ブラジルの乾いた大地を舞台に、貧しい男が救いを求めて彷徨う、魂の革命を描く叙事詩。】
1940年代、ブラジルの荒涼とした大地「セルトン」。貧しい牛飼いのマヌエルは、横暴な地主を殺害し、妻と共に逃亡の身となる。救いを求めた彼らが辿り着いたのは、自らを聖人と称する黒い神、セバスチャンの率いる狂信的な宗教共同体。しかし、そこもまた暴力と絶望の場所だった。次なる希望を求め、伝説の義賊「カガセイロ」の首領コリスコのもとへ。神の教えと悪魔の暴力、二つの極の間でマヌエルの魂は激しく揺れ動く。圧政に苦しむ民衆の怒りと渇きを、鮮烈な映像で描いたブラジル映画の金字塔。