- 製作
- 1958年 日本
- 時間
- 85分
- 監督
- 須川栄三
- 出演
- 柳永二郎沢村貞子夏木陽介
- 種類
- 青春
【1960年代、東京。性の悩みを抱える真面目な高校生が、級友たちとの交流を通して大人への階段を駆け上がる、瑞々しい青春群像劇。】
舞台は高度経済成長期の東京。高校生の主人公・三郎は、品行方正で成績優秀な優等生。しかしその裏では、同級生のカップルや異性への興味といった、年頃の男子らしい性の悩みに悶々とする日々を送っていた。ある日、彼は不良グループのリーダー格である級友・矢吹と関わることに。さらに、クラスのマドンナ的存在の美少女・節子との淡い交流も始まる。真面目な自分とは正反対の世界に生きる仲間たちとの出会いを通じ、三郎はこれまで知らなかった感情や価値観に触れていく。友情、恋愛、そして性の探求。大人社会の矛盾に戸惑いながらも、自分たちの力で答えを見つけようともがく少年少女たちの姿を鮮烈に描いた、須川栄三監督による青春白書。