- 製作
- 2008年 日本
- 時間
- ---分
- 監督
- ---
- 出演
- 小泉孝太郎大泉洋阿部サダヲ
- 種類
- 戦争
【第二次世界大戦下、オーストラリアの収容所で起きた日本人捕虜1000人の大脱走。これは、名誉のために命を懸けた男たちの、知られざる魂の記録。】
1944年、オーストラリア・カウラ捕虜収容所。「生きて虜囚の辱めを受けず」という戦陣訓が支配する時代、捕虜となった日本兵たちは屈辱と絶望の日々を送っていた。彼らにとって、捕虜であることは死よりも重い罪。そんな中、収容所内で高まる集団自決か、あるいは名誉ある死かという緊張。そしてついに、彼らは一つの決断を下す。それは、武器を持たず、鉄条網の向こうにいる銃を構えた監視兵たちへ向かっていくという、史上最大規模の脱走計画。これは単なる逃亡ではない。日本人としての誇りを胸に、命の価値を問い、死に向かって突き進んだ男たちの、悲しくも壮絶な物語の幕開け。