- 製作
- 1955年 日本
- 時間
- 111分
- 監督
- 川島雄三
- 出演
- 三橋達也北原三枝轟夕紀子
- 種類
- ヒューマンドラマ
【昭和30年、名家の遺産相続に現れたのは当主の隠し子。戦後日本の世相を風刺とユーモアで描く、巨匠・川島雄三の傑作ホームコメディ。】
舞台は戦後復興期の昭和30年、東京。名門・倉田家の当主が急逝し、遺産相続の話し合いが開かれる。虚栄心と欲にまみれた家族の前に現れたのは、亡き当主が作った幼い隠し子。誰もが「お荷物」として厄介払いしようとする中、天真爛漫な少年は、偽善に満ちた大人の世界に波紋を広げていく。果たして、この小さな「お荷物」がもたらす結末とは。人間の本性を軽妙なタッチで暴き出す、痛快な物語。