- 製作
- 1976年 ベルギー,フランス
- 時間
- 85分
- 監督
- シャンタル・アケルマン
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
平凡な主婦の日常を描いた「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」で映画界に革命を起こしたベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンが、1970年代ニューヨークの風景をとらえた映像とともに母からの手紙を朗読したドキュメンタリー。
路地、大通りを走る車、駅のホームで電車を待つ人たち、地下道などニューヨークの荒涼とした街並みに、母の愛情に満ちた言葉を朗読するアケルマン監督の声を重ねることで、都会における疎外感と遠く離れた家族との距離を浮き彫りにする。
日本では「シャンタル・アケルマン映画祭2023」(2023年4月7~27日、ヒューマントラストシネマ渋谷)にて劇場初公開(「街をぶっ飛ばせ」と併映)。