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女性たちの社会や日常での生き方を真摯に見つめる作品を多く残したベルギーの女性監督シャンタル・アケルマンが、主婦のフラストレーションとディテールを丁寧に汲み取りながら、平凡な日常に綻びが生じていく様子を追った傑作ドラマ。ジャンヌはブリュッセルのアパートで、思春期の息子と2人きりで暮らしている。湯を沸かし、じゃがいもの皮をむき、買い物へ出かけ、“平凡な”生活を送る彼女だったが……。主演は「去年マリエンバートで」「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」のデルフィーヌ・セイリグ。「シャンタル・アケルマン映画祭」(2022年4月29日~5月12日、ヒューマントラストシネマ渋谷)上映作品。
ネット上の声
- ブリュッセルのアパルトメントで起こる3日間を、ほぼ家事をするだけで描くシャンタル
- 伝説の映画を作り上げた天才っぷりにおののく。
- 「史上最高の映画」は流石に言い過ぎ
- 家とう牢獄で見せる家事の奥深さ
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ベルギー
- 時間200分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演デルフィーヌ・セイリグ
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ベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンが、マルセル・プルーストの長編小説「失われた時を求めて」の第5編「囚われの女」を、自由な発想と洗練された表現で映画化。シモンは祖母とメイド、恋人アリアーヌと一緒にパリの豪邸で暮らしている。彼はアリアーヌが美しい女性アンドレと愛し合っていると思い込み、嫉妬と妄想にとり憑かれていく。出演は「ドライ・クリーニング」のスタニスラス・メラール、「エディット・ピアフ 愛の讃歌」のシルビー・テステュー、「リード・マイ・リップス」のオリビア・ボナミー。「シャンタル・アケルマン映画祭」(2022年4月29日~5月12日、ヒューマントラストシネマ渋谷)上映作品。
ネット上の声
- 囚われていたのは。
- 眠れる美女しか愛せない男が遭遇する悲劇的な物語
- シャンタル・アケルマン鑑賞10本目
- 主人公の男女二人ともが、線が細いというか、地味というか、本来は脇役にいるべきとこ
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間112分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演スタニスラス・メラール
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「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」などで高く評価されたベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンが、ある暑い夜に起こる出会いと別れの数々を詩的な映像でつづったドラマ。
官能的な熱を帯びたブリュッセルの夜。ある者は恋人の腕に飛び込み、ある者は街へ繰り出し、ある夫婦は語りあい、ある者はバーでダンスを踊る。出演は「パリ、テキサス」のオーロール・クレマン、「ニキータ」のチェッキー・カリョ。
ジャック・リベット監督作「北の橋」などで知られる名カメラマン、カロリーヌ・シャンプティエが撮影を手がけた。日本では「シャンタル・アケルマン映画祭2023」(2023年4月7~27日、ヒューマントラストシネマ渋谷)にて劇場初公開。
ネット上の声
- それぞれの男女(たまに、ひとり、男ふたり)のある一晩の様子が切り取...
- ブリュッセルの暑い一夜
- エドワード・ホッパーの絵を彷彿させる夜の街や早朝の風景と映画に時折見れる極上の漆黒にうっとりできる逸品
- シャンタル・アケルマンとダルデンヌ兄弟はドアの出入りをきっちり描くの好きやな、ど
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間90分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演オーロール・クレマン
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ネット上の声
- ヴィム・ヴェンダースの『pina』も観ましたが、同じピナ・バウシュ(舞踏団)を撮
- シャンタル・アケルマン監督作品…7作品目
- アケルマンの撮るピナのダンスは、アケルマン自身のピナへの憧れや同志意識をそのまま
- 男女のリフトが激しくぶつかり合う、そういう衝突と愛と憎悪が極限に達しておんなじに
ドキュメンタリー
- 製作年1983年
- 製作国フランス
- 時間58分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演---
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ベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンが、「地獄の黙示録」の原作小説「闇の奥」で知られるイギリスの作家ジョゼフ・コンラッドの同名小説を脚色して映画化。東南アジア奥地の河畔の小屋で暮らす白人男性オルメイヤーは、現地の女性との間に生まれた娘を溺愛している。オルメイヤーは娘を外国人学校に入学させるが、娘はそんな父に反発し、放浪を重ねていく。アケルマン監督作「囚われの女」でも主演を務めたスタニスラス・メラールがオルメイヤーを演じ、「薬指の標本」のマルク・バルベが共演。「シャンタル・アケルマン映画祭」(2022年4月29日~5月12日、ヒューマントラストシネマ渋谷)上映作品。
ネット上の声
- 『地獄の黙示録』の原作者ジョゼフ・コンラッドの処女小説をシャンタル・アケルマンが
- シャンタル・アケルマン作品鑑賞11本目、これにて終了
- まず阿房宮という宮殿のお話ではないです💦
- 金に目が眩んだ愛のない結婚、白人至上主義的な考えを捨てることができない父、アジア
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間127分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演スタニスラス・メラール
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「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」などで知られるベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンが手がけたミュージカルコメディ。
美容院やカフェが立ち並ぶパリのブティック街を舞台に、そこで働く従業員や客たちが織り成す恋愛模様を、愛に対する容赦ないまなざしを交えながら軽やかに描き出す。
出演は「去年マリエンバートで」のデルフィーヌ・セイリグ、「セリ・ノワール」のミリアム・ボワイエ、「ラウンド・ミッドナイト」のジョン・ベリー。脚本には「突然炎のごとく」のジャン・グリュオー、「美しき諍い女」のパスカル・ボニゼールらが名を連ねる。「シャンタル・アケルマン映画祭2023」(2023年4月7~27日、ヒューマントラストシネマ渋谷)上映作品。
ネット上の声
- コレ、ホントにシャンタル・アケルマンの作品か⁈と言いたくなったが、内容はともかく
- 普遍的な愛、というものは存在しないのかもしれない、と思った「ゴール...
- ギャングにしてはおとなしいなあ~
- アケルマン初の商業映画
ミュージカル、 コメディ
- 製作年1986年
- 製作国ベルギー,フランス,スイス
- 時間96分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演ミリアム・ボワイエ
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フランスを中心に活躍したベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンが、1968年にブリュッセル映画学校の卒業制作作品として初監督・主演を務めた短編デビュー作。
花束を持った女性がアパートの階段を駆け上がってくる。彼女は狭いキッチンで鼻歌をうたいながらパスタを料理して食べ、調理器具をばらまき、洗剤をまき散らし、マヨネーズを浴びる。そんな彼女の支離滅裂な行動は、思わぬ結末を迎える。
日本では「シャンタル・アケルマン映画祭2023」(2023年4月7~27日、ヒューマントラストシネマ渋谷)にて劇場初公開(「家からの手紙」と併映)。
ネット上の声
- 僅かな空間で繰り広げられるアケルマンワールド
- アケルマンのデビュー作
- どうやら『気狂いピエロ』に衝撃を受け初期衝動から生まれた作品らしいが、死の矛先が
- こういうの当時でも新しくもなんとなかったと思うが、作家史的に見ると重要なんだろう
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国ベルギー
- 時間12分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演シャンタル・アケルマン
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ドキュメンタリー
- 製作年1993年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間115分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演---
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ニューヨークを背景に人々が自らの体験談を語るという形式を中心に二十世紀を描くドキュメンタリー的なフィクション。エグゼクティヴ・プロデューサーはベルトラン・ファン・エフェンテールとマリリン・ウォートレ、監督・脚本は「ゴールデン・エイティーズ」のシャンタル・アケルマン、撮影はリュック・ベナムー、音楽はソニア・ヴィーダー・アテルトン。出演はロイ・ナサンソン、エスター・バリントほか。
ネット上の声
- 作風の変幻自在ぶりには驚かされますが、これはあまりハマらず
- 話してる内容はとても重い事だけど、撮り方のせいか俳優の演技のせいか、全てが冗談と
- ポーランドから移住してきたユダヤ系の人々が、自分がアメリカにやってきた経緯や思い
- インタビューとコメディパートが交互に来て、後半合流して渾然一体となってく感じがど
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間97分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演マーク・アミティン
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後の多くの映画作家に影響を与えたベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンが、1974年に当時24歳の自身を主人公にモノクロ映像で撮りあげたセルフポートレイト的作品。ひとりの若い女性が、自室で家具を動かし、手紙を書き、裸で砂糖を口にする。やがて家を出た彼女はトラック運転手の男性と行動を共にし、その後訪れた家で女性と激しく愛を交わす。共演に「預言者」のニエル・アレストリュプ。「シャンタル・アケルマン映画祭」(2022年4月29日~5月12日、ヒューマントラストシネマ渋谷)上映作品。
ネット上の声
- 自分を映画にごろりと差し出すシャンタル・アケルマンの確信。
- 会えない恋人を待ち過ぎて、ヒマ過ぎて、呼吸だけで遊んだりする女の話。
- 行為がある種のダンスに見える
- またとんでもない監督。
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間86分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演シャンタル・アケルマン
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ネット上の声
- 母娘でも触れられない部分
- ようやく観れたムービー
- 母と娘の物語。
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間112分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演---
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ドキュメンタリー
- 製作年1999年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間70分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演---
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ニューヨークの超エリート精神分析医と、パリに住むお人好しのダンサーの卵がアパートを交換したことから起こる騒動と恋を描く、風刺の効いたロマンチック・コメディ。監督は「ゴールデン・エイティーズ」「アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学」のシャンタル・アケルマン。製作は「オーソン・ウェルズ/イッツ・オール・トゥルー」のレジーヌ・コンキエとジャン=リュック・オルミエール。主演は「スモーク」のウィリアム・ハートと「トリコロール/青の愛」のジュリエット・ビノシュ。
ネット上の声
- ニューヨーク×パリなアケルマン
- 強引なストーリー
- 何が素晴らしいのかというと圧倒的なラブコメでありながら、それとは裏腹に哀しみが常
- シャンタル・アケルマンがこんなにポップで王道的なラブコメを撮っていたことに驚いた
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス,ベルギー,ドイツ
- 時間107分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演ジュリエット・ビノシュ
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平凡な主婦の日常を描いた「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」で映画界に革命を起こしたベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンが、1970年代ニューヨークの風景をとらえた映像とともに母からの手紙を朗読したドキュメンタリー。
路地、大通りを走る車、駅のホームで電車を待つ人たち、地下道などニューヨークの荒涼とした街並みに、母の愛情に満ちた言葉を朗読するアケルマン監督の声を重ねることで、都会における疎外感と遠く離れた家族との距離を浮き彫りにする。
日本では「シャンタル・アケルマン映画祭2023」(2023年4月7~27日、ヒューマントラストシネマ渋谷)にて劇場初公開(「街をぶっ飛ばせ」と併映)。
ネット上の声
- 遠く離れた故郷から、アケルマンのいるニューヨークへ、母からの手紙は...
- なんだろう、むず痒いようでいてこのあったかさは。
- 素晴らしかった
- 都会の孤独
ドキュメンタリー
- 製作年1976年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間85分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演---