- 製作
- 1947年 フランス
- 時間
- 174分
- 監督
- クリスチャン=ジャック
- 出演
- ジェラール・フィリップマリア・カザレスルイ・サルー
- 種類
- ヒューマンドラマ
フランスの文豪スタンダールの同名長編小説を、「肉体の悪魔」の人気俳優ジェラール・フィリップ主演で映画化。
1815年。ナポリでの勉学を終えた青年ファブリスは故郷パルムへ帰り、育ての親である叔母サンセヴェリナ公爵夫人のもとへ身を寄せる。サンセヴェリナ公爵夫人は、はつらつとした若者に成長したファブリスに心を奪われる。一方、典獄の娘クレリアはエルネスト4世主催の夜会でファブリスに一目ぼれするが、ファブリスは道化役者を殺して投獄されてしまう。そこでクレリアの存在に気づいたファブリスは、つらい幽閉生活の中で彼女と心を通わせていく。やがて、サンセヴェリナ公爵夫人は反王党派の協力を得てファブリスを脱獄させるが……。
「オルフェ」のマリア・カザレスがサンセヴェリナ公爵夫人、「罪の天使たち」のルネ・フォールがクレリアを演じた。監督は、後に「花咲ける騎士道」でもフィリップと組むクリスチャン=ジャック。