- 製作
- 2006年 アメリカ,ドイツ,フランス
- 時間
- 118分
- 監督
- ハル・ハートリー
- 出演
- パーカー・ポージージェフ・ゴールドブラムジェームズ・アーバニアク
- 種類
- サスペンス
1990年代ニューヨーク・インディペンデント映画界の名匠ハル・ハートリーによる「ヘンリー・フール3部作」の第2作。前作「ヘンリー・フール」に登場するサイモンの姉フェイ・グリムを主人公に、前作とはジャンルの全く異なるスパイスリラーとして完成させた。ヘンリーが姿を消してから7年。ヘンリーの逃亡を幇助した罪で服役中のサイモンは、かつてヘンリーが執筆した本に重要機密が隠されている可能性を疑いはじめる。ある日、サイモンの妹でヘンリーとの息子ネッドを女手ひとつで育てるフェイの元にCIAエージェントが現われ、ヘンリーの手記をフランス政府が持っていることを告げる。サイモンの釈放と引き換えにヘンリーの手記を引き取りに行くことになった彼女は、各国のスパイ戦に巻き込まれてしまう。日本では長らく劇場未公開のままだったが、2018年4月に大阪シアターセブン、5月に東京・アップリンク渋谷の「ハル・ハートリー復活祭」で初上映。