-
1990年代ニューヨーク・インディペンデント映画界の名匠ハル・ハートリーが、自称天才作家ヘンリーと彼に詩の才能を見出された青年サイモンの交流をオフビートに描き、第51回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞したヒューマンコメディ。ニューヨークのクイーンズ地区で暮らす内気な青年サイモンは、自由奔放な姉フェイやうつ病の母メアリーを養うため、ゴミ収集人として冴えない人生を歩んでいた。そんな彼の日常が、謎めいた浮浪者の男ヘンリー・フールが自宅地下室に住み着いたことで一変。天才作家を自称するヘンリーに勧められて詩を書き始めたサイモンは思わぬ才能を発揮し、詩人として注目を集めるようになるが……。2006年の「フェイ・グリム」、14年の「ネッド・ライフル」へと続く「ヘンリー・フール3部作」の第1作。日本では99年に劇場初公開。2018年4月に大阪シアターセブン、5月に東京・アップリンク渋谷の「ハル・ハートリー復活祭」でリバイバル上映。
ネット上の声
- フラットな作風の“才能発掘映画”
- ユーザービュー無しに驚き
- いい映画でした
- 才能なんてあるのかないのか分からない。でも自分を信じて走るしかない。
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国アメリカ
- 時間137分
- 監督ハル・ハートリー
- 主演トーマス・ジェイ・ライアン
-
オハイオ州クリーブランドで病院事務員として働きながら、自分を主人公に日々日常を描くカルト・コミック「アメリカン・スプレンダー」を76年以来、年1回自費出版で刊行し続けた実在のコミック作家ハービー・ピーカー。彼の半生を、俳優が演じるドラマと本人たちも登場するドキュメンタリー、彼のコミックの画家によるアニメーションなどを交えて描写。アカデミー脚本賞にノミネート、全米批評家協会賞の作品賞、脚本賞を受賞。
ネット上の声
- アメリカのコミックブック(グラフィックノベル)原作者を主人公にした、半ドキュメン
- あなたを輝かせてくれる人がきっと見つかる
- 「交際抜きで××××しましょう!」(!)
- 冴えないオヤジが、アメコミの主人公。
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国アメリカ
- 時間101分
- 監督シャリ・スプリンガー・バーマン
- 主演ポール・ジアマッティ
-
1990年代ニューヨーク・インディペンデント映画界の名匠ハル・ハートリーによる「ヘンリー・フール3部作」の第2作。前作「ヘンリー・フール」に登場するサイモンの姉フェイ・グリムを主人公に、前作とはジャンルの全く異なるスパイスリラーとして完成させた。ヘンリーが姿を消してから7年。ヘンリーの逃亡を幇助した罪で服役中のサイモンは、かつてヘンリーが執筆した本に重要機密が隠されている可能性を疑いはじめる。ある日、サイモンの妹でヘンリーとの息子ネッドを女手ひとつで育てるフェイの元にCIAエージェントが現われ、ヘンリーの手記をフランス政府が持っていることを告げる。サイモンの釈放と引き換えにヘンリーの手記を引き取りに行くことになった彼女は、各国のスパイ戦に巻き込まれてしまう。日本では長らく劇場未公開のままだったが、2018年4月に大阪シアターセブン、5月に東京・アップリンク渋谷の「ハル・ハートリー復活祭」で初上映。
ネット上の声
- 続編のようで続編では無いようでやはり続編ではある
- 続編のようで続編では無いようでやはり続編ではある
- ハル・ハートリー作品
- 続編には違いない
サスペンス
- 製作年2006年
- 製作国アメリカ,ドイツ,フランス
- 時間118分
- 監督ハル・ハートリー
- 主演パーカー・ポージー
-
ダンボール製の殺人迷路を巡って繰り広げられる大冒険を描き、2017年シッチェス映画祭ニュービジョン・ワン/プラス部門で最優秀作品賞を受賞したファンタジーホラー。冴えない芸術家デイブは、積もり積もったストレスを晴らすべく、自宅内にダンボールの迷路を作りはじめる。その迷路は、いつしか彼の空想した罠やモンスターがうごめく大迷宮となっていき……。「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2018」(18年10月12日~/東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて開催)上映作品。
ネット上の声
- 部屋の真ん中にダンボールハウスを作成した彼氏デイブ
- アイデアとやり切った努力には感服
- 超絶プリティムービー
- ナンセンスで不条理なファンタジーといった感じでどことなくルイス・キャロルの童話を
ファンタジー
- 製作年2017年
- 製作国アメリカ
- 時間80分
- 監督ビル・ワターソン
- 主演ミーラ・ロヒット・クンバーニ