- 製作
- 2016年 オーストリア
- 時間
- 113分
- 監督
- クリスティアン・クレーネス
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
【ナチス宣伝大臣ゲッベルスの秘書が、103歳で初めて語る衝撃の真実。歴史の目撃者の独白。】
彼女の名は、ブルンヒルде・ポムゼル。ナチス・ドイツの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの秘書を務めた女性。戦後、多くを語らなかった彼女が103歳にして、重い口を開く。モノクロームの映像で映し出されるのは、皺の刻まれた彼女の顔と、淡々と語られる衝撃的な日常。ホロコーストの真実を「何も知らなかった」と主張する彼女の言葉は、凡庸な個人がいかにして巨大な悪のシステムに組み込まれていくかを生々しく暴き出す。これは単なる歴史の証言ではない。観る者すべてに「あなたならどうしたか?」と問いかける、痛烈なドキュメンタリー。