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ナチス宣伝大臣ゲッベルスの秘書が、103歳で初めて語る衝撃の真実。歴史の目撃者の独白。
彼女の名は、ブルンヒルде・ポムゼル。ナチス・ドイツの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの秘書を務めた女性。戦後、多くを語らなかった彼女が103歳にして、重い口を開く。モノクロームの映像で映し出されるのは、皺の刻まれた彼女の顔と、淡々と語られる衝撃的な日常。ホロコーストの真実を「何も知らなかった」と主張する彼女の言葉は、凡庸な個人がいかにして巨大な悪のシステムに組み込まれていくかを生々しく暴き出す。これは単なる歴史の証言ではない。観る者すべてに「あなたならどうしたか?」と問いかける、痛烈なドキュメンタリー。
ネット上の声
- 普通のおばあさんの普通でない怖さと正直さ
- した事、知らなかった事、出来なかった事
- 役立ち度一位の奴のレビューが怖い
- A Japanese Life(ある日本人の人生)
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国オーストリア
- 時間113分
- 監督クリスティアン・クレーネス
- 主演---
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106歳のホロコースト生存者が語る、壮絶な人生の記憶。これは、歴史の闇を見つめた男の最後の証言。
彼は、4つの強制収容所を生き抜いたオーストリア最後のホロコースト生存者、マルコ・ファインゴールド。106歳になった彼が、自らの口で語り始める、ナチスによる迫害の記憶。逮捕、拷問、そしてアウシュヴィッツをはじめとする収容所での筆舌に尽くしがたい日々。その証言は、歴史の教科書では決して伝わらない、人間の尊厳が踏みにじられた時代の生々しい現実。彼の言葉を通して、私たちは過去と向き合い、未来に何を語り継ぐべきかを問われる。歴史の証人による、魂のドキュメンタリー。
ネット上の声
- 岩波ホールよ永遠に(泣) 姉妹編『ゲッベルスと私』を観たのもここでした。まさか無くなるなんて……
- 過去に4箇所の強制収容所に行くが、ホロコーストを生き延びたユダヤ人マルコ・ファイ
- このような体験をした方の話を聞くほかしかない
- 悪い政治家の必携参考書です
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国オーストリア
- 時間114分
- 監督クリスティアン・クレーネス
- 主演---
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「ゲッベルスと私」「ユダヤ人の私」に続く「ホロコースト証言シリーズ」3部作の最終作で、ホロコーストの生存者である91歳の男性ダニエル・ハノッホの証言を記録したドキュメンタリー。
リトアニア出身のユダヤ人ダニエル・ハノッホは、9歳の時にカウナス郊外のゲットーに送られ、12歳でアウシュビッツ強制収容所に連行された。金髪の美少年だった彼は、非人道的な人体実験を繰り返したヨーゼフ・メンゲレ医師の寵愛を受け、特異な収容所生活を送る。しかしダニエルが見た真の地獄は、終戦間際に連合軍の攻勢から逃れるため捕虜たちが強制的に移動させられた「死の行進」だった。ダニエルはそこで、暴力や伝染病、カニバリズムといった人類史の最暗部を目の当たりにする。
監督は前2作に続いてクリスティアン・クレーネスとフロリアン・バイゲンザマー。
ネット上の声
- 子供の目線から見たホロコーストのオーラル・ヒストリー。「三部作」と言わず続けてほしい。
- ホロコーストの生存者による貴重な証言 ダニエル・ハノッホ
- ホロコースト生き残り証言者シリーズ3
- 終戦時12歳が今88歳
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国オーストリア
- 時間97分
- 監督クリスティアン・クレーネス
- 主演---