- 製作
- 2015年 日本
- 時間
- 64分
- 監督
- 谷口未央
- 出演
- 川津祐介原知佐子柳谷一成
- 種類
- ヒューマンドラマ
現役の介護士でもある谷口未央監督が、認知症の現実を描き、伊参スタジオ映画祭2013の中編の部でシナリオ大賞を受賞したシナリオを、自身の初メガホンにより映画化。互いを「彦」「ベガ」と呼び合い、山あいの古民家で暮らす老夫婦・比古朝雄とこと。認知症のことは、自分を16歳の少女と思い込んでいる。ある日、若い介護ヘルパー・菊名慧がことの担当として比古家にやってきた。認知症のことに最初は戸惑いを感じていた菊名だったが、ことの少女のような振る舞いに愛らしさを覚えるようになる。そんな2人の親密な様子に、朝雄は複雑な思いを募らせるようになる。朝雄役を川津祐介、こと役を原知佐子というベテラン勢がそれぞれ演じている。