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梁雅子の『道あれど』を原作に「女ごころ」の田中澄江が脚色、「流転の王妃」の田中絹代が監督した社会ドラマ。撮影は「別れて生きるときも」の中井朝一。
ネット上の声
- フェミニズム映画というともすれば雑な括りすら憚られるほど作家性と娯楽性の両立がな
- 女性映画だけど、溝口とは女の汚さや欲を描いた点で違うのかな、、?まさかの淡島千景
- 「売春」ばかりが言及されて「買春」する方の存在は透明化されるのって現代にも通じる
- フェミニズムの観点で意義のある作品だとは思うが、映画として面白かったかと言われる
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督田中絹代
- 主演原知佐子
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現役の介護士でもある谷口未央監督が、認知症の現実を描き、伊参スタジオ映画祭2013の中編の部でシナリオ大賞を受賞したシナリオを、自身の初メガホンにより映画化。互いを「彦」「ベガ」と呼び合い、山あいの古民家で暮らす老夫婦・比古朝雄とこと。認知症のことは、自分を16歳の少女と思い込んでいる。ある日、若い介護ヘルパー・菊名慧がことの担当として比古家にやってきた。認知症のことに最初は戸惑いを感じていた菊名だったが、ことの少女のような振る舞いに愛らしさを覚えるようになる。そんな2人の親密な様子に、朝雄は複雑な思いを募らせるようになる。朝雄役を川津祐介、こと役を原知佐子というベテラン勢がそれぞれ演じている。
ネット上の声
- 当初少女の姿が見えるのは、ベガに恋心を寄せる人が"見る幻影"だと思っていた
- 夫の優しいまなざしが素敵
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間64分
- 監督谷口未央
- 主演川津祐介
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熊本県天草を舞台にオレオレ詐欺の若者と老女の奇妙な生活を描いたドラマ。熊本県天草の寂れた商店街にオレオレ詐欺の旅を続ける若い男が流れ着いた。老女の艶子は、その男を孫の将太として招き入れ、艶子のあたたかい対応に若い男はいつの間にか艶子と奇妙な共同生活を送り、将太としての嘘の時間に居場所を見つけていく。地元FM局のパーソナリティを務める清らは、昔の天草の8ミリ映像や写真を集め、商店街の映画館で上映会を企画し、将太も上映会の企画チームのメンバーにされてしまう。かつての賑わいのあった頃の天草・銀天街の痕跡を探す中、艶子の持っていた古い家族アルバムに、将太は一枚の写真を見つける。若者役を藤原季節、老女役を本作が遺作となった原知佐子がそれぞれ演じる。監督は「カミハテ商店」の山本起也、「おくりびと」脚本で知られる小山薫堂がプロデューサーを務めた。
ネット上の声
- 街から街へと渡り歩いては番号を入手して、『オレオレ』と電話口でのた...
- 藤原季節特集上映にて@テアトル新宿
- WANIMAのタオルが一際映えてた。
- おばあちゃんの”ショウタ”に対する声色、表情、言葉の持つ雰囲気や感じが、他の来客
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督山本起也
- 主演藤原季節
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結城昌治の原作『夜の終る時』を「成熟する季節」の池田一朗が脚色、新人佐伯孚治が監督した刑事もの。撮影は「五番町夕霧楼(1963)」の飯村雅彦。
ネット上の声
- 法の目を搔い潜る金持ちたち…そしてヤクザの執拗な強請りに、憐れベテラン中年刑事の倫理は壊れゆく・・・
- 一徹な刑事の大木実が悪党の西村晃に弱みを握られた途端ズブズブと悪事の泥沼
- あまりにも法に厳しく罪を憎むあまり、自らその枷にはまり悪の泥沼に陥ってゆくベテラ
- ベテラン刑事がかつて逮捕したヤクザの女と深い関係になり、それを悪党に知られたこと
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐伯孚治
- 主演大木実
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東宝芸術座で長期公演した菊田一夫の同名のドラマの映画化。「お姐ちゃんに任しとキ!」の笠原良三が脚色し、「羽織の大将」の千葉泰樹が監督した。撮影は「お姐ちゃんに任しとキ!」の完倉泰一。Perspecta Stereophonic Sound。
ネット上の声
- 昭和30年代の大阪バイタリティ
- 衝撃のラーメン!
- 向かうところ敵無しの銭ゲババァ見参!! 大阪貧民街の簡易旅館を舞台にゼニと愛が飛び交う一周廻った道徳映画
- 戦後の釜ヶ崎を舞台に、簡易宿泊施設を営む強欲な老女とその息子、そしてそこで生活す
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督千葉泰樹
- 主演三益愛子
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松本清張の原作『たづたづし』を坪島孝監督と「燃える大陸」の小川英が脚色したミステリーロマン。撮影は「ドリフターズですよ! 冒険・冒険また冒険」の内海正治が担当した。
ネット上の声
- 哀悼! 藤田まこと IN松本清張
- ヒッチコック 並
- 二子玉川の女
- 殺したはずの女とやりなおそうと再出発するも手を伸ばすとオパールの手に拒絶されてや
サスペンス
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督坪島孝
- 主演藤田まこと
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今東光の週刊新潮連載の「河内風土記」の映画化で風俗喜劇。椎名竜治が脚色、「地の涯に生きるもの」の久松静児が監督、撮影も同じく遠藤精一。パースペクタ立体音響。
ネット上の声
- 森繁久彌、浪花千栄子、加藤大介、環三千世など、カラー期の小津映画を彩った面々が多
- 河内男は情に厚いと言いつつ、描かれるのは金や力で女を性的にコントロールするエロ男
- いまなら当然アウトな内容、ヒドすぎるセリフがどしどし出てくるが、時代も時代なんや
- 何度か発される 女は悲しいもの というのが根底に流れているようだった
コメディ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督久松静児
- 主演森繁久彌
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笹沢左保の原作『空白の起点』を、「関東やくざ嵐」の宮川一郎が脚色、「天下の快男児」の長谷和夫が監督したエロティック・ミステリー。撮影は「坊っちゃん(1966)」の小杉正雄。
ネット上の声
- よほど視力が良くないと...。
- 列車の中から男が崖から転落するのを目撃するという発端が面白いが、やはり謎解き中心
- 笹沢左保『空白の起点』が原作、宮川一郎が脚色、長谷和夫が監督したミステリー
- 映画にハマり始めてすぐに観たので、内容はあまり覚えていない
サスペンス
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督長谷和夫
- 主演天知茂
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「関東女賭博師」の長谷川公之がシナリオを執筆し、井上芳夫が監督した“女賭博師”シリーズ第七作目。撮影も同じ中川芳久。
ネット上の声
- 成田三樹夫がペットに猿を飼っています。
- 大映の任侠映画は東映のそれと違って、暴力シーンは少なくクライマックスの殴り込みも
- 「小猿にずっと噛みつかれている成田三樹夫」「ネクタイを緩める成田三樹夫」「ぐちゃ
- ラスト近く緊迫感がどんどん盛り上がっていき固唾を飲んで画面を見つめていた
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上芳夫
- 主演江波杏子
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「世界大戦争」の木村武と「貸間あり」の藤本義一が共同で脚本を執筆、「はぐれ念仏 歓喜まんだら」の佐伯幸三が監督した社会ドラマ。撮影もコンビの黒田徳三。
ネット上の声
- “鉄”は誰が買い上げていたのだろう?
- バラック集落の住民に愛される医者が主人公で、このタイトルなら『とんかつ大将』(1
- 川を挟んだ鉄骨剥き出しの砲兵工廠跡とスラム街
- 大阪アパッチ族映画にハズレなし
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐伯幸三
- 主演フランキー堺
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門脇順子の原作を、「拳銃0号」の共同執筆者・寺田信義が脚色し、「僕らの母さん」の板谷紀之が監督したもので、大学生の無軌道な生態を描いたもの。撮影は「愛妻記」の栗林実。
ネット上の声
- 原知佐子こそ、自分の「ポジション」を賢く知り抜き通し、その中で最良の独自の耀きを
- 原知佐子初主演作
- めっちゃ笑った
- なんだこの映画
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督板谷紀之
- 主演三橋達也
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「スーパー・ジャイアンツ 宇宙艇と人工衛星の激突」の宮川一郎と三輪彰の共同脚本を昇進第一回の三輪彰が自ら監督したお馴染みスーパー・ジャイアンツもの。撮影は「色競べ五人女」の鈴木博。出演は「女体棧橋」の宇津井健をはじめ、中村彰、田原知佐子、浅見比呂志など。
ネット上の声
- 今度の敵はショッカーみたいな手下がいっぱいいる世界暗黒党!!
- 出番が少ないぞジャイアンツ!
- スーパージャイアンツ7作目
ヒーロー
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間45分
- 監督三輪彰
- 主演宇津井健
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寺内大吉原作の『はぐれ念仏』を、「喜劇 駅前弁当」の長瀬喜伴が脚色。「河内風土記 続おいろけ説法」の佐伯幸三が監督したお色気もの。撮影は「喜劇 駅前弁当」の黒田徳三。
コメディ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐伯幸三
- 主演フランキー堺