- 製作
- 2014年 日本
- 時間
- 98分
- 監督
- 中村真夕
- 出演
- 松村直登
- 種類
- ドキュメンタリー
【福島第一原発事故後、全ての住民が避難した警戒区域に、たった一人で動物たちのために残り続けた男の記録。】
2011年、東日本大震災。福島第一原発から20km圏内は、放射能汚染により誰もが去ったゴーストタウン。しかし、そこには一人の男がいた。松村直登、55歳。彼は、飼い主とはぐれ、置き去りにされた犬や猫、牛たちの命を救うため、たった一人でこの地に戻ることを決意。電気も水道もない過酷な環境。見えない放射線への恐怖。それでも彼は、動物たちに餌を与え、声をかけ、その命を守り続ける。これは、絶望の地で希望を紡ぐ男の孤独な戦いと、声なき命との深い絆を追ったドキュメンタリー。彼の行動が問いかける、本当の「生命」の意味。