- 製作
- 2014年 日本
- 時間
- 98分
- 監督
- 中村真夕
- 出演
- 松村直登
- 種類
- ドキュメンタリー
福島第一原発の事故による全町避難で無人地帯となった福島県富岡町で、取り残された生き物たちと一緒に暮らす男性をとらえたドキュメンタリー。事故発生時、原発から12キロに位置する富岡町で年老いた両親と暮らしていた55歳の松村直登さんは、原発に翻弄される暮らしに疑問を感じ、たったひとりで町に残ることを決意する。電気も水道もない町で孤独な毎日を送りはじめた彼は、やがて町に置き去りにされた犬や猫、牛、ダチョウといった動物たちの中に自分の居場所を見出していく。放射能汚染された町の中でのびのびと生きる松村さんと動物たちの姿を通し、本当の幸せとは何かを問いかける。監督は、「ハリヨの夏」「孤独なツバメたち デカセギの子どもに生まれて」の中村真夕。