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福島第一原発事故後、帰還困難区域にたった一人。動物たちと生きる男の10年を追うドキュメンタリー。
2011年3月11日、東日本大震災と福島第一原発事故。多くの住民が故郷を追われた中、富岡町の帰還困難区域にたった一人で戻り、置き去りにされた動物たちの世話を続ける男、松村直登。本作は、そんな彼の10年以上にわたる生活を追ったドキュメンタリー。変わり果てた故郷、彼を慕う犬や猫、牛たちとの絆。そして、少しずつ変化していく周囲の環境と、彼自身の心境。なぜ彼は一人で残り続けるのか。その姿は、命の尊さ、故郷への想い、そして人間のエゴを静かに、しかし力強く問いかける。復興の影で続く、知られざる現実の記録。
ネット上の声
- 私も福島県の浜通り出身なので、ナオトさん含めた登場人物の訛りに懐かしさを覚えつつ
- 被ばく牛に関わる私の関心事
- タイトルなし
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督中村真夕
- 主演松村直登
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福島第一原発事故後、全ての住民が避難した警戒区域に、たった一人で動物たちのために残り続けた男の記録。
2011年、東日本大震災。福島第一原発から20km圏内は、放射能汚染により誰もが去ったゴーストタウン。しかし、そこには一人の男がいた。松村直登、55歳。彼は、飼い主とはぐれ、置き去りにされた犬や猫、牛たちの命を救うため、たった一人でこの地に戻ることを決意。電気も水道もない過酷な環境。見えない放射線への恐怖。それでも彼は、動物たちに餌を与え、声をかけ、その命を守り続ける。これは、絶望の地で希望を紡ぐ男の孤独な戦いと、声なき命との深い絆を追ったドキュメンタリー。彼の行動が問いかける、本当の「生命」の意味。
ネット上の声
- 福島第一原発から12kmの富岡町。手を出してくる野良猫に刃物アブね...
- 本当のドキュメンタリーは地味です
- 観たのに登録忘れてたー!!
- NHKでやれば良いのに
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督中村真夕
- 主演松村直登
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コロナ禍を背景に、孤独や不安を抱えながらも希望を求めて生きる女性たちを描いたオムニバス映画。
20年ぶりに連絡を取り合った大学時代の演劇サークル仲間3人がリモートで語り合い、もう1人の仲間に思いを巡らせる「4人のあいだで」、在宅勤務の女性とフードデリバリーでアルバイトする写真家の青年の交流を描く「ワタシを見ている誰か」、2021年に路上生活者の女性が殴られ死亡した実際の事件を基に、20代後半の風俗嬢と60代の路上生活者の出会いを描いた「ゴーストさん」、視覚障害者の40代女性とオレオレ詐欺をたくらむ青年を描く「だましてください、やさしいことばで」の4話で構成。
「夕方のおともだち」の菜葉菜が4話すべての主人公を1人で演じ、「親密な他人」の中村真夕が監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- 映画デイなのに、私とおっちゃん達2人の小劇場
- 菜葉菜の七変化/顔芸を堪能🤩
- 地元の映画祭で鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間69分
- 監督中村真夕
- 主演菜葉菜
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異色の政治活動家・鈴木邦男の素顔に迫るドキュメンタリー。17歳の時、愛国党党員の山口二矢が日本社会党委員長を刺殺する映像に衝撃を受け、「愛国」に目覚めたという鈴木。大学時代には全国学協の代表にまで登りつめるも失脚し、その後、自身が右翼運動に引き入れた大学の後輩・森田必勝が三島由紀夫とともに自決したことをきっかけに、政治団体・一水会を立ち上げた。政治的・思想的な挫折と葛藤を繰り返す中で、鈴木は自らが訴えてきた愛国心さえも疑い、異なる意見や価値観を持つ人たちの言葉に耳を傾けるようになる。2年間にわたって鈴木の活動に密着し、彼の思想遍歴をたどりつつ、様々な人たちと交流を続ける姿を映し出す。右翼活動をともにした雨宮処凛、一水会代表の木村三浩、赤軍とも関係が深い映画監督の足立正生、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の蓮池透、元オウム真理教の上祐史浩らが出演。監督は「ナオトひとりっきり Alone in Fukushima」「ハリヨの夏」の中村真夕。
ネット上の声
- 「意見が違う人と話したい」
- 鈴木邦男に気をつけろ
- 保守の正しい姿勢
- 鈴木邦男を好評する「鈴木邦男ガールズ」の1人である中村監督の「名前は聞いたことあ
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間78分
- 監督中村真夕
- 主演鈴木邦男
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「冷たい熱帯魚」の黒沢あすかと「彼女が好きなものは」の神尾楓珠が共演し、親子でも恋人でもない男女の間に生まれる不思議な愛の行方を描いた心理スリラー。パート販売員として働く46歳の石川恵は、1年前に行方不明になった息子・心平の帰りをずっと待ち続けている。そんな彼女の前に、心平の消息を知っているという20歳の青年・井上雄二が現れる。心平の行方をめぐり、2人は親子のような恋人のような不思議な関係になっていく。しかし雄二には隠された目的があり、一方の恵も誰にも言えない秘密を抱えていた。監督・脚本は「ハリヨの夏」などで国内外から高く評価された中村真夕。
ネット上の声
- 楓珠くんに演技指導してんのが尚玄!ゲラゲラ、得意の棒演技何とかしてから物言えやぁ
- 訳あり中年女性を演じればNo.1の黒沢あすかさん(冷たい熱帯魚のイメージが強い)
- 黒沢さんオンステージ
- 受け子ホイホイ。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督中村真夕
- 主演黒沢あすか
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1990年の京都を舞台に、高校3年生の少女が両親の離婚や自身の妊娠・出産を通して成長していく姿を生き生きと描いた青春ドラマ。17歳の瑞穂は、唯一心を許せる存在だった別居中の父に恋人がいることを知りショックを受ける。そんなある日、瑞穂は母が働く居酒屋で、どこかかげりのあるアメリカ人男性チャーリーに出会う。「星になった少年」の於保佐代子が、思春期の揺れる心を抱えながらもまっすぐに生きる少女を好演。
ネット上の声
- なんと囁いて良いのかもう分からない
- 別れて別れて…その先にあるもの
- 揺れ動く思春期、ここにあり。
- 肝心なところで逃げないで
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督中村真夕
- 主演於保佐代子