- 製作
- 2013年 カンボジア,フランス
- 時間
- 95分
- 監督
- リティ・パニュ
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
【クメール・ルージュの狂気が奪った家族と記憶。失われた映像を粘土人形で再現し、虐殺の真実を暴く衝撃のドキュメンタリー。】
1975年、カンボジア。ポル・ポト率いるクメール・ルージュが首都プノンペンを制圧し、国民の強制移住と虐殺を開始。当時13歳だったリティ・パニュ監督は、家族を失いながらも奇跡的に生き延びた。しかし、その時代の映像記録は、体制側のプロパガンダ映画を除いてほとんど現存しない。歴史から「消された」真実を伝えるため、監督は粘土人形とジオラマを用いて自らの記憶を再現する手法を選択。強制労働、飢餓、そして理不尽な死。個人的な体験を通して、大虐殺の狂気と、奪われた人々の声なき叫びを静かに、しかし力強く告発する前代未聞の映像作品。