- 製作
- 1968年 イタリア
- 時間
- 109分
- 監督
- ベルナルド・ベルトルッチ
- 出演
- ピエール・クレマンティステファニア・サンドレッリティナ・オーモン
- 種類
- ヒューマンドラマ
「ラストタンゴ・イン・パリ」「ラストエンペラー」の巨匠ベルナルド・ベルトルッチが1968年に発表した長編第3作。ドストエフスキーの「分身」を換骨奪胎し、生真面目な青年と破壊的な殺人者という2つの人格を持つ男の姿を鮮烈に描く。大学で教鞭をとる青年ジャコブは、教授の娘で恋心を抱いているクララの誕生日祝いに駆けつけるが、奇抜な振る舞いでパーティ会場から追い出されてしまう。その帰り道、ジャコブの前に巨大な影となった分身が現れ、それ以来、ジャコブと分身は同じアパートの一室で起居をともにすることになるが……。2013年、ベルトルッチの長編監督50周年を機に初の日本劇場公開が実現。