- 製作
- 1983年 日本
- 時間
- 128分
- 監督
- 木下恵介
- 出演
- 加藤剛十朱幸代大竹しのぶ
- 種類
- ヒューマンドラマ
【原爆で妻を失い、自らも白血病に侵された医師。残される二人の我が子へ、命の限り綴った平和への祈りと愛の記録。】
1945年8月9日、長崎。一発の原子爆弾が、放射線科医・永井隆の日常を奪い去った。愛する妻を失い、自らも放射線障害による白血病で余命いくばくもないと宣告される。絶望の淵に立たされながらも、永井は二人の幼い子供たちのために生きることを決意。自らの体を顧みず、被爆者の救護に奔走し、病床でペンを執る。残される我が子へ、そして未来を生きる人々へ、平和の尊さと人を愛することの意味を伝えようと。これは、死の淵から命のメッセージを送り続けた一人の医師の、壮絶にして愛に満ちた実話に基づく物語。