- 製作
- 1936年 フランス
- 時間
- 135分
- 監督
- アベル・ガンス
- 出演
- アリ・ボールジャニー・オルトアニー・デュコー
- 種類
- ヒューマンドラマ
【聴力を失い、愛に破れ、それでも音楽を求め続けた男。不滅の交響曲に秘められた、孤高の魂の叫び。】
19世紀初頭のウィーン。若き天才作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは、その革新的な音楽で聴衆を熱狂させていた。しかし、彼の耳は徐々に聴力を失っていくという、音楽家にとって致命的な病。絶望の中、彼は遺書まで書き記す。さらに、身分違いの恋や、甥カールとの確執が彼を苦しめる。周囲から孤立し、絶望の淵に立たされながらも、彼の内面からは新たな音楽が溢れ出す。苦悩の果てに生み出された交響曲「第九」。全ての困難を乗り越え、彼が音楽を通して世界に伝えたかったメッセージとは何か。一人の人間の壮絶な生涯を描く、魂の伝記。