- 製作
- 1954年 アルゼンチン
- 時間
- ---分
- 監督
- エルネスト・アランシビア
- 出演
- カルロス・トンプソンズリー・モレノ
- 種類
- ---
フランスの文豪アレクサンドル・デュマ・フィスの名作“椿姫”の映画化。本邦公開のアルゼンチン映画として初めての本格的劇映画である。監督エルネスト・アランシビアとW・エイセンが共同で脚色を担当し、時代と背景を現代のアルゼンチンにおきかえ、主人公アルマンドをピアニストにするなど種々工夫を凝らしている。撮影はアントニオ・メラヨ、音楽はティト・リベロ。ピアニスト、アントニオ・デ・ラコの演奏でショパンの“革命”を始め三曲が収められている。主な出演者はアルゼンチンの人気女優スル・モレノ、「王家の谷」のカルロス・トンプソン以下、サンティアゴ・コメス・コウ、モナ・マリスなど。アルゼンチン・ソノ・フィルム製作による一九五五年作品で、同年の二月ハリウッドでヘンリエッタ賞を得ている。