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「欲望という名の電車」のエリア・カザン監督とマーロン・ブランドが再タッグを組み、1955年・第27回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞など8部門に輝いた社会派ドラマ。元ボクサーの青年テリーは、現在はギャングのジョニーが支配するニューヨークの波止場で働いている。ある日、テリーと兄チャーリーはジョニーに命じられ、殺人事件に関わってしまう。やがて被害者の妹イディと知り合ったテリーは、兄の死の真相を追求しようとする彼女に心惹かれていく。イディに感化され、自らの信念に基づいて生きることに目覚めるテリーだったが……。後に「北北西に進路を取れ」などに出演するエバ・マリー・セイントがイディを演じ、映画初出演にしてアカデミー助演女優賞を受賞した。
ネット上の声
- マーロン・ブランドの魅力に引き込まれます
- マーロンの演技に強烈に引き込まれます。
- M・Bの存在が光る!それでも男は戦う!
- マーロン・ブランドが素晴らしい
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ
- 時間108分
- 監督エリア・カザン
- 主演マーロン・ブランド
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「女の園」に次ぐ木下恵介監督作品。壷井栄の原作を同監督自身が脚色している。撮影も「女の園」の楠田浩之、音楽は「三つの愛」の木下忠司。出演者は「女の園」の高峰秀子、田村高廣、天本英世、「昨日と明日の間」の月丘夢路「陽は沈まず」の小林トシ子、笠智衆など。
ネット上の声
- 高峰秀子が演じるしっかり者の大石先生の懸命に生きる姿が胸を打つ、木下恵介監督によ
- 叙情性と記録性の調和が生む、静かなる反戦映画の感動と美しさ
- 💧戦争反対⚡ 70年前から思いは同じ
- 今の季節にぴったりだと思い選択
小学校、 ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間156分
- 監督木下恵介
- 主演高峰秀子
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オードリー・ヘプバーンが「ローマの休日」の翌年に出演した作品で、ビリー・ワイルダー監督によるロマンティックコメディ。大富豪ララビー家に仕える運転手の娘サブリナが、富豪の次男に恋をする。父親や使用人仲間は不毛な恋を忘れさせるため、サブリナをパリへ送り出す。2年後、サブリナは洗練された淑女となって帰国。その変貌ぶりに、次男やその兄は使用人の娘であることに気がつかず……。2013年、特集上映「スクリーン・ビューティーズ Vol.1 オードリー・ヘプバーン」にてデジタルリマスター版が公開。
ネット上の声
- てっきりカラー作品と思ってました。違うのね。 コメディとはいえ話に...
- モノクロだけど確実に光るロマコメ!
- ☆…月とスフレと、バラ色の人生…☆
- ヘップバーンって微妙じゃね?
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ
- 時間113分
- 監督ビリー・ワイルダー
- 主演オードリー・ヘプバーン
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無名の歌手が落ち目の俳優に見いだされ映画スターとして成功していく姿を描いたミュージカル映画。1932年の映画「栄光のハリウッド」を下敷きにした1937年の映画「スタア誕生」を、「栄光のハリウッド」を手がけたジョージ・キューカー監督自らのメガホンでリメイクした。有名映画俳優のノーマンは、泥酔して映画基金募集ショーの舞台に飛び出してしまう。出演していた歌手エスターが機転を利かせ、その場を上手くとりなす。エスターにスターとしての素質を感じたノーマンは彼女に映画出演を勧め、相手役に抜てき。出演したミュージカル映画は大ヒットし、エスターはスター女優の仲間入りを果たす。ノーマンとエスターは結婚し、2人は幸せな人生を手に入れたかと思われた。しかしエスターが名声を得る一方で、落ち目のノーマンは酒に溺れる日が続き……。「オズの魔法使」のジュディ・ガーランドがエスター、「ロリータ」のジェームズ・メイソンがノーマンを演じ、1955年・第12回ゴールデングローブ賞でそれぞれ主演女優賞と主演男優賞を受賞した。
ネット上の声
- カーネギーホールコンサートの前座映画
- 確かに、スターは誕生したけれど…
- ジュディガーランドの素晴らしさ
- 復活するはずだった、が…
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ
- 時間154分
- 監督ジョージ・キューカー
- 主演ジュディ・ガーランド
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「失われた少年」と同じくウィリアム・パールバーグが製作し、ジョージ・シートンが監督した1954年作品。ブロードウェイで上演されたクリフォード・オデッツ『ユーモレスク』の戯曲から監督者シートン自身が脚色した。撮影はジョン・F・ウォレン、音楽は「愛の泉」のヴィクター・ヤング。主演は「ブルー・スカイ(1946)」のビング・クロスビー。この作品でアカデミー主演女優賞を得た「トコリの橋」のグレイス・ケリー、「トコリの橋」のウィリアム・ホールデン、「拳銃無情」のアンソニー・ロス、ジャクリン・フォンテイン、エディ・ライダーらが助演する。
ネット上の声
- それにしてもグレース・ケリーの美しさよ
- 気持ちはわかるが夫の行動にはイライラ
- 今も昔もこういう女性が好かれるらしい
- グレース・ケリー♪珠玉の作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ
- 時間104分
- 監督ジョージ・シートン
- 主演ビング・クロスビー
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「ジュリアス・シーザー(1953)」のジョセフ・L・マンキーウィッツが主宰するフィガロ・プロの第1回作品である。マンキーウィッツ自身が脚本を書き下ろし監督にあたったもので、テクニカラー色彩の撮影は「バラントレイ卿」のジャック・カーディフ、音楽は「O・K・ネロ」のマリオ・ナシンベーネ。「麗しのサブリナ」のハンフリー・ボガート、「円卓の騎士」のエヴァ・ガードナー、「ジュリアス・シーザー(1953)」のエドモンド・オブライエン、「路上の夜」のマリウス・ゴーリング、「女の獄舎」のヴァレンティナ・コルテーゼ、「噴火山の女」のロッサノ・ブラッツィ、エリザベス・セラーズ、ウォーレン・スティーヴンスなどが出演する。
ネット上の声
- エヴァ・ガードナーを拝めただけでも……
- 数奇な運命をたどる美人のはかなき一生
- エヴァ・ガードナー賛歌
- ハリウッド No.1美人女優
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ,イタリア
- 時間131分
- 監督ジョセフ・L・マンキウィッツ
- 主演ハンフリー・ボガート
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「男の叫び」と同じく、ジョン・ウェインが主演し、原作脚色アーネスト・K・ガン、監督ウィリアム・A・ウェルマン、撮影アーチー・スタウトによるウェイン=フェローズ・プロのウォーナーカラー色彩航空映画1954年作品。音楽は「ダイヤルMを廻せ!」のディミトリ・ティオムキンである。共演者は「荒野の三悪人」のクレア・トレヴァ、「第13号棧橋」のラレイン・デイ、「戦闘機攻撃」のロバート・スタック、「ミズーリ大平原」のジャン・スターリング、フィル・ハリス、「オリヴァ・ツイスト」のロバート・ニュートン、デイヴィッド・ブライアン、ポール・ケリー、シドニー・ブラックマー、ジュリー・ビショップ、ドー・アヴドンなど。
ヒューマンドラマ、 アドベンチャー(冒険)、 アクション
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ
- 時間147分
- 監督ウィリアム・A・ウェルマン
- 主演ロバート・スタック
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「バンド・ワゴン」のアーサー・フリードが1954年に製作したシネマスコープ・ミュージカル。スコットランドの伝説に取材したアラン・ジェイ・ラーナー(「巴里のアメリカ人」)のミュージカル・プレイーフレデリック・ロー作曲ーはブロードウェイで581回連続公演の記録を持つもので、これをラーナーが映画用に脚色し、「バンド・ワゴン」のヴィンセント・ミネリが監督に当った。振付と主演は「バンド・ワゴン」のジーン・ケリーである。アンスコカラー色彩撮影は「ジュリアス・シーザー(1953)」のジョゼフ・ルッテンバーグ、音楽監督はジョニー・グリーン。「第8ジェット戦闘機隊」のヴァン・ジョンソン、「君知るや南の国」のシド・チャリシーがジーン・ケリーに共演し、ほか、「悪人と美女」のエレイン・スチュワート、「ディミトリアスと闘士」のバリー・ジョーンズ、「バンド・ワゴン」のヒュー・レイング、舞台で同じ役を演じたヴァージニア・ボスラー、ジミー・トンプソンなどが出演する。作品中の曲名は、Heather on the Hill I'll Go Home with Bonnie Jean Waitin' for my Dearie Almost Like Being in Love There But for you Go I The Wedding Dance Brigadoon Down on MacConnachy Squareなど。
ネット上の声
- ロケ撮影を断念したというけど、書き割りとセットの美しさがよりファンタジー度を上げ
- ジーン・ケリーとシド・チャリシーのナンバーは全体的にゆったりとした曲調が多くて、
- 同じ年に作られた”掠奪された七人の花嫁”とよく一緒に話題に出される気がする本作
- ジーン・ケリー&シド・チャリシー、ミネリ監督によるしっとりめなミュージカル
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ
- 時間108分
- 監督ヴィンセント・ミネリ
- 主演ジーン・ケリー
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「真紅の女」のソル・C・シーゲル製作の社会的西部劇。「大砂塵」のフィリップ・ヨーダンの脚本から「ケイン号の叛乱」のエドワード・ドミトリクが監督した。撮影は「地獄と高潮」のジョー・マクドナルド、音楽は「砂漠の鼠」のリー・ハーラインである。出演者は「花嫁の父」のスペンサー・トレイシー、「炎と剣」のロバート・ワグナー、「アパッチ(1954)」のジーン・ピータース、「悪の花園」のリチャード・ウィドマーク、「アロウヘッド」のカティ・フラドー、ヒュー・オブライエン、エドワード・フランツら。
ネット上の声
- 時間経過が分かりにくかったり、説明不足な点があるのが残念
- 描こうとしているもの
- 家族内の確執・・・
- No.1548
西部劇、 アクション
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ
- 時間96分
- 監督エドワード・ドミトリク
- 主演スペンサー・トレイシー
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ビゼエの歌劇『カルメン』をオール黒人キャストで現代化したオットー・プレミンジャー監督の音楽ドラマ。オスカー・ハマーステイン2世の音楽劇をハリー・クライナーが脚色し、撮影は「野獣部隊」のサム・リーヴィット。音楽はジョルジュ・ビゼエの原曲をアレンジしたものが使われている。出演するのは「拳銃の報酬」のハリー・ベラフォンテ、「日のあたる島」のドロシー・ダンドリッジ等。製作オットー・プレミンジャー。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ
- 時間120分
- 監督オットー・プレミンジャー
- 主演ドロシー・ダンドリッジ
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フランスの文豪アレクサンドル・デュマ・フィスの名作“椿姫”の映画化。本邦公開のアルゼンチン映画として初めての本格的劇映画である。監督エルネスト・アランシビアとW・エイセンが共同で脚色を担当し、時代と背景を現代のアルゼンチンにおきかえ、主人公アルマンドをピアニストにするなど種々工夫を凝らしている。撮影はアントニオ・メラヨ、音楽はティト・リベロ。ピアニスト、アントニオ・デ・ラコの演奏でショパンの“革命”を始め三曲が収められている。主な出演者はアルゼンチンの人気女優スル・モレノ、「王家の谷」のカルロス・トンプソン以下、サンティアゴ・コメス・コウ、モナ・マリスなど。アルゼンチン・ソノ・フィルム製作による一九五五年作品で、同年の二月ハリウッドでヘンリエッタ賞を得ている。
- 製作年1954年
- 製作国アルゼンチン
- 時間---分
- 監督エルネスト・アランシビア
- 主演カルロス・トンプソン