広島と長崎、二度の原子爆弾を生き抜いた「二重被爆者」たちの壮絶な人生を追う、魂のドキュメンタリー。
1945年8月、広島と長崎に投下された原子爆弾。この人類史上類を見ない悲劇の中で、二度にわたって被爆しながらも奇跡的に生き延びた人々がいた。彼らは「二重被爆者」と呼ばれる。本作は、その中でも山口彊さんをはじめとする数名の証言者たちに焦点を当てる。広島での被爆後、故郷の長崎へ戻った彼らを再び襲った閃光と爆風。想像を絶する苦しみ、後遺症との闘い、そして家族や仲間を失った深い悲しみ。彼らが背負い続けた重い十字架と、それでもなお平和を訴え続ける強い意志。歴史の闇に埋もれかけた真実を掘り起こし、核兵器の非人道性を静かに、しかし力強く告発する記録。
ネット上の声
- 「二重被爆」という言葉
- 二重被爆と言う事に、一見特異性はあるが、戦争の悲惨さの中では、二重被爆者だからと
- 撮影当時は後期高齢者になっている二重被爆者のみなさんへのインタビュードキュメンタ
- 8月6日 出張先の広島で、3日後 実家に戻った長崎で、二度の原爆被害にあった方の
ドキュメンタリー
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間59分
- 監督青木亮
- 主演山口彊