- 製作
- 1943年 フランス
- 時間
- 96分
- 監督
- ロベール・ブレッソン
- 出演
- ルネ・フォールジャニー・オルトシルヴィー
- 種類
- ヒューマンドラマ
【信仰と罪が交錯する修道院を舞台に、魂の救済を求める二人の女性の運命を描くロベール・ブレッソン監督の長編デビュー作。】
第二次世界大戦下のフランス。ブルジョワ家庭に育った篤い信仰心を持つアンヌ=マリーは、女子受刑者の更生を目的とするベタニア修道院に入ることを決意する。そこで彼女は、無実の罪で投獄され、出所後も社会への復讐心に燃えるテレーズと出会う。アンヌ=マリーはテレーズの魂を救おうと献身的に尽くすが、頑ななテレーズの心は開かれない。聖なる壁の内側で、二つの魂が激しくぶつかり合う。信仰は罪を浄化できるのか、それとも新たな悲劇を生むのか。静謐ながらも強烈な緊張感が漂う魂のドラマ。