- 製作
- 1960年 アメリカ
- 時間
- 74分
- 監督
- バッド・ベティカー
- 出演
- ランドルフ・スコットナンシー・ゲイツクロード・エイキンス
- 種類
- 西部劇
大平原を血に染める兇悪コマンチ!狂い射つ無頼の殺し屋共!
壮絶無比の迫力西部劇!
白人の女が人質になっていると聞いたコーディ(R・スコット)は、コマンチ族と交渉して救出する。ナンシー・ロウ(N・ゲイツ)というその女は、夫によって5000ドルの懸賞金が賭けられていた。途中のコマンチ駅で、馬を休ませていると、コマンチ族に襲われた三人の男が逃げ込んでくる。リーダーのレーン(C・エイキンス)は、かつて軍時代のコーディの部下で、インディアンを虐殺した罪で軍を追われていた。駅馬車を待っていると、瀕死の男が馬に乗って現れ、近くの村がコマンチ族の襲撃にあったため、駅馬車は来ないと告げて事切れる。
レーンは、ナンシーの夫は例えナンシーの死体でも懸賞金を払うため、コーディとナンシーを殺して5000ドルを山分けしようと部下のフランクとドビーに持ちかける。道中、フランクがコマンチ族に殺されたこともあり、ドビーはレーンの計画に懐疑的になっていく。そんなドビーにコーディは、レーンと離れ自分と行動を共にするよう誘う。そして、ナンシーはコーディが10年前から誘拐された妻を探し続けていることを聞き出していた。
レーンの計画を察したコーディは、ある夜、レーンとドビーが寝ている時に忍び寄り、銃を奪った上で先に行かせる。二人を殺さずに済んだことを喜ぶドビーに、隠していたライフルを取り出したレーンは、岩の上で待ち伏せしようとする。その姿を見たドビーは俺は降りると言い放ち、レーンに背を向けるが…
ハリー・ジョー・ブラウン製作、ランドルフ・スコット主演の「ラナウン・サイクル」の掉尾を飾る傑作西部劇。