- 製作
- 1956年 アメリカ
- 時間
- 71分
- 監督
- ロジャー・コーマン
- 出演
- ピーター・グレイヴスリー・ヴァン・クリーフビヴァリー・ガーランド
- 種類
- ホラー
地球侵略を企む金星から来たモンスターと地球人の攻防を描いたSF映画。アメリカのSF・ホラー映画のプログラム・ピクチャー専門の映画会社AIPが配給・公開した一編。これまで本邦劇場未公開ながら66年の第一次怪獣ブームの際、マルチ編集者の大伴昌司によって怪物の名称が″金星ガニ″と命名され、広く親しまれていた。製作・監督は「X線の目を持つ男」などで知られ、監督・製作・配給・新人発掘などで後のアメリカ映画に多大な影響を与えたインディペンデント映画の巨匠ロジャー・コーマン。脚本はルー・ラソフ(クレジット上で、実際にはチャールズ・B・グリフィスが担当したという)、撮影はフレデリック・E・ウェスト、音楽はロナルド・スタイン。主演はTV『スパイ大作戦』のピーター・グレイヴス、「早撃ち女拳銃」のビヴァリー・ガーランド、「続・夕陽のガンマン」のリー・ヴァン・クリーフ。「マチネー 土曜の午後はキッスで始まる」などジョー・ダンテ作品の常連ディック・ミラーが軍人役で共演。