- 製作
- 1999年 日本
- 時間
- 108分
- 監督
- 浜野佐知
- 出演
- 白石加代子吉行和子柳愛里
- 種類
- ヒューマンドラマ
【夭折の天才女性作家、尾崎翠。彼女の唯一の長編小説『第七官界彷徨』の世界を巡り、その謎に満ちた生涯の軌跡を追う旅。】
昭和初期に彗星の如く現れ、わずか数年の活動で文壇を去った謎の作家、尾崎翠。彼女が遺した唯一の長編小説『第七官界彷徨』は、独特の世界観で今なお人々を魅了。映画は、この小説の主人公・小野町子の視点と、尾崎翠本人の生涯を交錯させながら進行。故郷の鳥取を舞台に、彼女の感性や苦悩、そしてなぜ筆を折らねばならなかったのかという謎の核心へ。現実と虚構が入り混じる映像美で描く、一人の女性作家の魂の彷徨。