- 製作
- 1961年 ソ連
- 時間
- 108分
- 監督
- ミハイル・ロンム
- 出演
- アレクセイ・バターロフインノケンティ・スモクトゥノフスキー
- 種類
- ヒューマンドラマ
【冷戦下のソ連、核物理学に命を捧げた若き科学者。死の宣告を受けながらも、研究と愛に生きた九日間。】
1960年代、冷戦下のソビエト連邦。若き核物理学者グセフは、人類の未来を信じ、危険な研究に没頭する理想主義者。彼の親友でありライバルのクーリコフ。二人は同じ女性リョーリャを愛していた。ある実験中、グセフは致死量の放射線を浴びてしまう。余命いくばくもないことを知りながらも、彼は最後の情熱を研究に注ぎ込むことを決意。科学の進歩という大義の前に、個人の命と愛はどう扱われるのか。一人の男の壮絶な生き様を通して、時代の倫理を問う重厚な人間ドラマ。