ナチス・ドイツの記録映像で暴く、ファシズムの本質。狂気が日常を侵食する恐怖を描く衝撃のドキュメンタリー。
第二次世界大戦中のナチス・ドイツを中心に、膨大な記録フィルムを再構成して作られたドキュメンタリー。監督ミハイル・ロンムの鋭いナレーションと共に映し出されるのは、熱狂する大衆、整然とした軍事パレード、そして強制収容所のおぞましい実態。なぜ人々は独裁者に熱狂し、狂気の思想に染まっていったのか。本作は、歴史上の特殊な出来事としてではなく、人間の心の内に潜む「ありふれた」悪としてファシズムを鋭く告発する。歴史の断片が突きつける、現代にも通じる痛烈な問いかけ。
ネット上の声
- ごりごりの歴史ドキュメンタリーに、なんでこんな優作風味のハードボイルドな邦題をつ
- これが事実だなんて…戦争とは何と愚かな行為なのだ!人類の貴重な記録である
- モノクロの当時にかぶせる皮肉めいたナレーションが巧み
- 今こそ広く観られるべき作品ではないか
ドキュメンタリー
- 製作年1965年
- 製作国ソ連
- 時間129分
- 監督ミハイル・ロンム
- 主演---