-
1950年代のモスクワで夢を追う三人の女性。20年の時を経て彼女たちが見つけた本当の幸せとは。
1958年、モスクワ。田舎から上京し、同じ寮で暮らすカテリーナ、リュドミラ、アントニーナ。野心家のカテリーナは、素性を偽ってエリート男性と恋に落ちるが、妊娠を告げると捨てられてしまう。シングルマザーとして娘を育てながら、必死に働き、学び続けることを決意。それから20年後、工場長として成功を収めた彼女の前に、一人の魅力的な男性が現れる。一度は人生に絶望した女性が、不屈の精神で自らの手で幸せを掴み取る、感動の人生賛歌。
ネット上の声
- ヒロインたちやけに老けてるな〜と思ってたらそのまま同キャストで40代くらいまで演
- “アレクサンドラはモスクワの子だ”
- Александра (アレクサンドラ)
- これが反体制映画?とんでもない。
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国ソ連
- 時間150分
- 監督ウラジミール・メニショフ
- 主演ヴェーラ・アレントワ
-
第二次世界大戦下のモスクワ。出征した恋人を待ち続ける一人の女性の愛と苦悩を、革新的な映像美で描いた戦争ロマンスの金字塔。
1941年、モスクワ。ヴェロニカとボリスは幸せな未来を誓い合った恋人同士。しかし、ドイツ軍の侵攻により、ボリスは志願兵として戦地へ赴く。空襲で両親を失い、ボリスの家族のもとへ身を寄せたヴェロニカ。しかし、彼の不在と戦争の過酷な現実は、彼女の心を少しずつ蝕んでいく。愛する人を待ち続ける純粋な想いと、戦争がもたらす残酷な運命との間で揺れ動く魂の軌跡。カンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いた不朽の名作。
ネット上の声
- ヴェロニカの心を描くモノクロ撮影美
- 鶴にはじまり鶴に終わる
- うーん、、、、。
- 戦争と貞操
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国ソ連
- 時間97分
- 監督ミハイル・カラトーゾフ
- 主演タチアナ・サモイロワ
-
のろまなカメと呼ばれた少年。初めて見つけた「一番」になるための、小さな大冒険。
小学一年生のヴォーヴァは、何をするにもマイペースな男の子。そののんびりした様子から、周りからは「かめさん」と呼ばれ、からかわれる毎日。そんな彼が、自分も一番になれることを見つけようと決意。動物園で本物のカメを訓練し、レースで優勝させるという奇想天外な挑戦の始まり。果たして、ヴォーヴァとかめさんは、みんなを見返すことができるのか。子供の純粋な心と成長を温かく描いた、旧ソ連の名作児童映画。
ネット上の声
- 全体的にポップでカラフルでソ連のコメディらしい色調 子供ってこれくらい破綻してる
- とってもかわいい子ども映画だと聞いていたので、男の子が膝に乗せた亀を机の下で隠し
- 亀→ちんぽ→戦車である事は序盤の撫でてごらんよのシーンからして明白であろうが、終
- 動物虐待常習のガキがクラスの飼育係になってさあ大変!権力とポピュリズムを傘に亀を
ファンタジー
- 製作年1971年
- 製作国ソ連
- 時間86分
- 監督ロラン・ブイコフ
- 主演アレクセイ・バターロフ
-
ロシア革命の嵐に敗れ、故郷を追われた白軍将校たちの絶望と望郷。異国の地で彼らを待つ過酷な運命。
1920年、ロシア内戦終結。赤軍に敗れた白軍の兵士たちは、クリミアからコンスタンチノープルへと亡命。将軍フルドフもその一人。かつての栄光は見る影もなく、異国での生活は屈辱と貧困の連続。仲間たちは散り散りになり、精神を病む者、屈辱に耐えかねる者も。パリへと渡った彼らを待っていたのは、さらなる孤独と過去の亡霊。故郷への断ちがたい想いを胸に、彼らが下す最後の決断。
ネット上の声
- 前半が良いと思うんけど……
- 10月革命後、行き場を失った者たち
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国ソ連
- 時間159分
- 監督アレクサンドル・アロフ
- 主演アレクセイ・バターロフ
-
避暑地での刹那的な出会い。許されざる恋に溺れ、真実の愛に目覚める男女の、苦悩と情熱の物語。
舞台は19世紀末のロシア。避暑地ヤルタで出会った、モスクワの銀行員グーロフと若き人妻アンナ。家庭に満たされぬ心を抱える二人は、刹那的な情事に溺れる。ありふれた火遊び、別れれば忘れるはずの関係。しかし、モスクワに戻ったグーロフを苛むのは、アンナへの尽きせぬ想いだった。偽りの結婚生活と、魂を焦がす真実の愛。許されざる恋の重さに苦悩しながらも、互いを求めずにはいられない二人。彼らが迎える運命の行方。チェーホフの短編を映像化した、不朽の恋愛叙事詩。
ネット上の声
- 原作は読んだことのある方も多いことでしょう
- 現在ではスピッツは“小犬”ではありません
- 【愛ルケ】よりも【子犬】に泣けッ!
- 愛に窒息する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国ソ連
- 時間90分
- 監督イオシフ・ヘイフィッツ
- 主演イヤ・サーヴィナ
-
冷戦下のソ連、核物理学に命を捧げた若き科学者。死の宣告を受けながらも、研究と愛に生きた九日間。
1960年代、冷戦下のソビエト連邦。若き核物理学者グセフは、人類の未来を信じ、危険な研究に没頭する理想主義者。彼の親友でありライバルのクーリコフ。二人は同じ女性リョーリャを愛していた。ある実験中、グセフは致死量の放射線を浴びてしまう。余命いくばくもないことを知りながらも、彼は最後の情熱を研究に注ぎ込むことを決意。科学の進歩という大義の前に、個人の命と愛はどう扱われるのか。一人の男の壮絶な生き様を通して、時代の倫理を問う重厚な人間ドラマ。
ネット上の声
- ソ連もといロシア映画って文学的な要素が強いけれど、この作品もそんな感じになってい
- 恥ずかしながら観れていなかったものをようやく 無機的な空間の中であくまで無機的な
- 斜め構図がちょっといやらしいけど、階段の下で夫婦抱き合って泣いてるのを極端な俯瞰
- 原子力研究所という極地のような場所で展開される科学技術についての男たちの議論と台
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国ソ連
- 時間108分
- 監督ミハイル・ロンム
- 主演アレクセイ・バターロフ