- 製作
- 1956年 日本
- 時間
- 53分
- 監督
- 亀井文夫
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
【終戦直後の焼野原。絶望の淵で、それでも明日を信じた人々。一人の元兵士が、生きる意味を見出すまでの魂の記録。】
第二次世界大戦終結直後の東京。全てを失い、心の傷を抱える元兵士。彼の唯一の希望は、孤児となった姪の存在。しかし、住処を追われた二人は、闇市が支配する非情な現実を彷徨う。飢えと病、そして戦争の記憶。生きるために必死な人々との出会いと別れ。そんな中、地方の村で新しい生活を始める機会。過去を捨て、未来を選ぶのか。絶望の底で、見つけたささやかな光。