- 製作
- 1960年 フランス
- 時間
- 90分
- 監督
- フランソワ・レシャンバック
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
パリ生れのフランス人フランソワ・レシェンバックが監督した現代アメリカのさまざまな姿を描いた記録映画。アメリカ美術館の絵画買付け顧問や美術評論などをやっていて映画にはまったくアマチュアだった彼の長篇第一作である。カメラを担当しているのはレシェンバック自身と、ジェローム・サッター、ジャン・マルク・リッペール、マルセル・グリニョンの四人。音楽を受けもっているのはミシェル・ルグラン。サンフランシスコの金門橋をスタートに、開拓時代そのままの幌馬車の群、ディズニー・ランド、囚人のロデオ、学生のフット・ボール、フラ・フープ競技会、ストリップの学校、カーニバル、ラスベガスの景観など、珍しい風物がつぎつぎと画面に現れる。この映画についてレシェンバックは「私はアメリカ市民の異常な青春、その情熱、その暴力への趣味、そのドラマ、その優しさと奇癖などを描きたかった」といっている。篇中に出てくる「カーニバルの歌」をミシェル・ルグランとクリス・マルケルが作曲している。歌っているのはジューン・リッチモンド。日本語版解説は高橋圭三。製作に当ったのはピエール・ブロンベルジェ。