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現代バレ工界最高の振付家モーリス・ベジャールと彼の主宰するベルギー国立20世紀バレエ団の生の姿を捉えたドキュメンタリー映画。監督は「今宵バルドーとともに」のフランソワ・レシェンバック。出演はベジャールの他に、20世紀バレエ団の花形ダンサー、ジョルジュ・ドン、日本のプリマドンナ、森下洋子、現在ではバレエ団から離れているショナ・ミルク、パトリス・トゥーロン、ヤン・ル・ガックほか。映画は1981年の二つのスペクタクル、「ラ・ミュエット」「エロス・タナトス」を軸に、男性群舞「パテヌール」の練習風景、劇場でのリハーサル、「我々のファウスト」の舞台、ヴェニスで行なわれたダンス・フェスティバルの模様等がドキュメントされる。他にベジャール白身が自身を語ったり、ジョルジュ・ドンがベジャールを見るインタビュー風景が見られる。「ライト」の“パ・ドゥ・ドゥ”は、森下洋子のためにベジャールが振りつけたもので、ジョルジュ・ドンと共演。クライマックスは、マーラーの交響曲第5番4楽章(アダージェット)。
ネット上の声
- ウェルズの「フェイク」で撮影監督やったレシャンバック先生の撮ったドキュメンタリー
- 20世紀の至宝ディオニソスに愛されたモーリス・ベシャールを追う
ドキュメンタリー
- 製作年1981年
- 製作国フランス
- 時間93分
- 監督フランソワ・レシャンバック
- 主演モーリス・ベジャール
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パリ生れのフランス人フランソワ・レシェンバックが監督した現代アメリカのさまざまな姿を描いた記録映画。アメリカ美術館の絵画買付け顧問や美術評論などをやっていて映画にはまったくアマチュアだった彼の長篇第一作である。カメラを担当しているのはレシェンバック自身と、ジェローム・サッター、ジャン・マルク・リッペール、マルセル・グリニョンの四人。音楽を受けもっているのはミシェル・ルグラン。サンフランシスコの金門橋をスタートに、開拓時代そのままの幌馬車の群、ディズニー・ランド、囚人のロデオ、学生のフット・ボール、フラ・フープ競技会、ストリップの学校、カーニバル、ラスベガスの景観など、珍しい風物がつぎつぎと画面に現れる。この映画についてレシェンバックは「私はアメリカ市民の異常な青春、その情熱、その暴力への趣味、そのドラマ、その優しさと奇癖などを描きたかった」といっている。篇中に出てくる「カーニバルの歌」をミシェル・ルグランとクリス・マルケルが作曲している。歌っているのはジューン・リッチモンド。日本語版解説は高橋圭三。製作に当ったのはピエール・ブロンベルジェ。
ドキュメンタリー
- 製作年1960年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督フランソワ・レシャンバック
- 主演---
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フランスのナンバー・ワン・スター、ブリジット・バルドーが出演したテレビ・ショウを劇場用に編集したもので、監督はエディ・マタロンと「アメリカの裏窓」のフランソワ・レシェンバック。撮影はジャン・ジャック・タルベス。音楽監督を名匠フランシス・レイが担当。出演は、ブリジット・バルドーの他に、セルジュ・ゲンズブール、サッシャ・ディステル、マニタス・デ・プラタ、クロード・ボランなど。
- 製作年1967年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督フランソワ・レシャンバック
- 主演---
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『アメリカの裏窓』のドキュメンタリー作家フランソワ・レシェンバックが、十六歳で芸能界にデビューし、彗星のような勢いでスターの座を獲得したジョニー・アリディの五カ月間の生活と舞台をとらえたドキュメンタリー。製作はジャン・ループ・プゼナット、撮影はレシェンバックが自らカメラを廻したほか、クリスチャン・オダッソ、ジェラール・デ・バティスタ、ダニエル・カルド、ジャン・コロン、ミシェル・オッシアン、ティエリー・ローラン、ジャン・モンシニー、ジェラール・ダウェルナ、ドミニク・ダルマッソ、ジェラール・ドラッサス、アラルド・モーリー、ベルナール・オルシオン。編集はウゲット・ミューシニェール・パケット、カテリーヌ・ペルティエ、マリエット・レビィ・ノヴィオン、アレックス・レジィス。出演はシルヴィー・バルタン、ミシェル・ポルナレフ、ルシアン・ボダール、トミー・ブラウン、ナネット・ワークマン、マドリーヌ・ベル、ドリス・トロイ、フィリップ・ラブロなど。
ドキュメンタリー
- 製作年1972年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督フランソワ・レシャンバック
- 主演ジョニー・アリディ