- 製作
- 1936年 日本
- 時間
- 85分
- 監督
- 伊丹万作
- 出演
- 片岡千恵蔵杉山昌三九上山草人
- 種類
- 時代劇
【醜男の侍にかけられた間者の嫌疑。藩の存亡と美女の誘惑が絡み合う、伊丹万作監督が描く傑作ユーモア時代劇。】
江戸時代、伊達藩の屋敷。藩内では謀反の噂が流れ、不穏な空気に包まれていた。そんな中、醜い容姿だが剣の腕は一流の侍、赤西蠣太に間者(スパイ)の嫌疑がかけられる。藩主の命により、藩一番の美女である腰元さざなみが、蠣太を誘惑して本心を探ることに。さざなみの色仕掛けに戸惑いながらも、次第に惹かれていく蠣太。しかし、彼を陥れる陰謀は着々と進行。忠義と恋心の間で揺れる侍は、自らの潔白を証明し、藩の危機を救えるのか。