- 製作
- 1956年 フランス
- 時間
- 120分
- 監督
- マックス・オフュルス
- 出演
- マルティーヌ・キャロルピーター・ユスティノフアントン・ウォルブルック
- 種類
- ヒューマンドラマ
「輪舞」(1950)のマックス・オフュルス監督が、19世紀に実在した美貌の踊り子ローラ・モンテスの恋の遍歴をテクニカラーの華麗な色彩とシネマスコープのスケール感あふれる映像で描いた大作。1956年フランス映画界では最大級の製作費が投じられた作品だったが、スタジオ側が監督の意図とは異なる編集を勝手に施したことで波紋を呼び、興行的にも失敗してしまった“呪われた傑作”としても知られる。19世紀パリ。不遇な少女時代を送ったローラ・モンテスは、サーカス団の踊り子となり、数々の男と浮名を流していく。やがてババリアへたどり着いたローラは、国王ルイ1世を虜にする。2011年、デジタルリマスター版でリバイバル。