- 製作
- 2023年 日本
- 時間
- 87分
- 監督
- 上西雄大
- 出演
- 徳竹未夏清水裕芽古川藍
- 種類
- ヒューマンドラマ
「ひとくず」「西成ゴローの四億円」の上西雄大監督が、知的障害者の娘と精神疾患を抱える母の心の姿と、それを取り巻く人々の悪意や善意を描いた人間ドラマ。
軽度の知的障害を持つ22歳の来栖玲は、小柄なため子どもと間違われることが多く、自分が障害者として扱われることに葛藤を抱えていた。一方、玲の母・梨加は夫に先立たれながらも娘をしっかり育てようと努めてきたが、限界を感じ自らも精神疾患を抱えるようになってしまう。母娘ともに心を開くことのできる相手がいなくなり、すれ違いながら荒んだ生活を送る玲と梨加。やがて新たな出会いによって、母娘の日常に少しずつ光が差し始める。
上西監督主宰の映像劇団テンアンツに所属する清水裕芽が娘・玲役、同じくテンアンツ所属で「ひとくず」にも出演した徳竹未夏が母・梨加役で主演を務めた。