- 製作
- 2023年 フランス,チュニジア,ドイツ,サウジアラビア,キプロス
- 時間
- ---分
- 監督
- カウテール・ベン・ハニア
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
過激派組織イスラム国に加わったチュニジアの若き姉妹の決断と、残された母と妹たちの葛藤を描いたドキュメンタリー。
チュニジアに住む15歳と16歳の姉妹がイスラム国に参加した。残された母オルファと妹たちは、2人がなぜその決断を下したのかという疑問に向きあうため、プロの俳優の助けを借りながら、自分たちの人生の重要な出来事を追体験していく。その過程で、家族の複雑な歴史が徐々に浮かびあがってくる。
母オルファ本人が演じるには精神的負担が大きい場面では、「ある歌い女の思い出」で知られるエジプトとチュニジアの名優ヘンド・サブリがオルファ役を務め、国を捨てた娘たちに苦悩する母を演じた。監督は「皮膚を売った男」で世界的注目を集めたチュニジアのカウテール・ベン・ハニア。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、優れたドキュメンタリー作品に贈られるゴールデンアイ賞を受賞。2024年・第96回アカデミー賞にて長編ドキュメンタリー賞にノミネート。