- 製作
- 2023年 日本
- 時間
- 77分
- 監督
- 西岡眞博
- 出演
- 松本真依寺井竜哉
- 種類
- ヒューマンドラマ
2022年に解散した劇団「子供鉅人」の同名舞台を映画化した青春群像劇。母親の呪縛から逃れられず、心に闇を抱える主人公の女性と、彼女に翻弄される人々が繰り広げる人間模様を描いた。
似たくもない母親に外見はもとより性格や癖、生き方までもどんどん似てくるトーコ。テレクラでアルバイトをしながら、どこかひょうひょうと生きる彼女は、ある時、メジャーデビュー寸前のバンドのギターボーカル、よっくんと出会う。自然体なトーコの魅力にハマっていくよっくんだが、いざ大事な話をしようとすると、トーコはハミングではぐらかしてしまう。心の奥底に小さな闇を抱えるトーコに、よっくんは翻弄されていく。
「泥の子と狭い家の物語」の西岡眞博監督が原作舞台を脚本化し、メガホンもとった。子供鉅人主宰で原作者でもある益山貴司も脚本に参加している。