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2022年に解散した劇団「子供鉅人」の同名舞台を映画化した青春群像劇。母親の呪縛から逃れられず、心に闇を抱える主人公の女性と、彼女に翻弄される人々が繰り広げる人間模様を描いた。
似たくもない母親に外見はもとより性格や癖、生き方までもどんどん似てくるトーコ。テレクラでアルバイトをしながら、どこかひょうひょうと生きる彼女は、ある時、メジャーデビュー寸前のバンドのギターボーカル、よっくんと出会う。自然体なトーコの魅力にハマっていくよっくんだが、いざ大事な話をしようとすると、トーコはハミングではぐらかしてしまう。心の奥底に小さな闇を抱えるトーコに、よっくんは翻弄されていく。
「泥の子と狭い家の物語」の西岡眞博監督が原作舞台を脚本化し、メガホンもとった。子供鉅人主宰で原作者でもある益山貴司も脚本に参加している。
ネット上の声
- ハミングする母 娘 それを嫌う父 彼氏
- 元ネタは昨年解散した劇団子供鉅人作品とはいえ、俳優陣は一新されていて全く違うもの
- 演劇的手法の導入が割りとはっきり吉と出てると感じられたのは自分的には初かもしれな
- 観劇、といっても差し支えないかもしれない、そんな映像と演劇のミックス作品で演出や
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間77分
- 監督西岡眞博
- 主演松本真依
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サハラ砂漠の真ん中で2年間暮らした唯一の日本人女性フクダヒデコさんが、体験を元に創作した不思議な物語をアニメーションにしました。世界で一番となりの木と離れている木の話。砂漠の深い深いところに眠る大きな湖の女神の話、など世界中を旅する叔父さんがおやすみ前の僕にしてくれる七つの物語。 「おじさんは船乗りなのに、どうして海のない国に行ったの?」さあ不思議な旅が始まります。
ネット上の声
- 森の映画祭での唯一の後悔、これを最後までしっかり観れなかったこと
- ニジェールの風土や自然を心地よいナレーションと優しいタッチのアニメーションで描く
- 全編着物や帯の柄にしたらどんなにかユニークで素敵だろう、と思うような絢爛で見事な
- “世界でいちばん隣の木と離れている木” を特定するのは大変だっただろう
アニメ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督西岡眞博
- 主演---
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狭い家、暴力的な母の恋人。逃げ場のない日常を生きる少年が、ささやかな希望を求め彷徨う、痛切な人間ドラマ。
母親とその恋人と共に、狭いアパートの一室で暮らす少年。そこは、恋人の暴力と母親の無関心が渦巻く、息の詰まるような空間。彼は泥だらけになって遊ぶことで、辛い現実から一時的に逃避する。しかし、家に帰ればまた地獄のような日常の繰り返し。唯一の安らぎは、時折訪れる祖母との時間だけ。逃げ場のない閉塞感の中、少年の心は静かに壊れていく。ある日、彼は小さな反抗を決意。その行動が、止まっていた家族の関係を予期せぬ方向へと動かし始める。少年の視点から描かれる、現代社会の片隅にある貧困と孤独の物語。
ネット上の声
- 赤バット、お前が使うんかいっ!
- 坊主情け無さ過ぎ
- 悪魔のリリック
- 奇妙だが斬新
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督西岡眞博
- 主演織田ひまり