2022年に解散した劇団「子供鉅人」の同名舞台を映画化した青春群像劇。母親の呪縛から逃れられず、心に闇を抱える主人公の女性と、彼女に翻弄される人々が繰り広げる人間模様を描いた。
似たくもない母親に外見はもとより性格や癖、生き方までもどんどん似てくるトーコ。テレクラでアルバイトをしながら、どこかひょうひょうと生きる彼女は、ある時、メジャーデビュー寸前のバンドのギターボーカル、よっくんと出会う。自然体なトーコの魅力にハマっていくよっくんだが、いざ大事な話をしようとすると、トーコはハミングではぐらかしてしまう。心の奥底に小さな闇を抱えるトーコに、よっくんは翻弄されていく。
「泥の子と狭い家の物語」の西岡眞博監督が原作舞台を脚本化し、メガホンもとった。子供鉅人主宰で原作者でもある益山貴司も脚本に参加している。
ネット上の声
- ハミングする母 娘 それを嫌う父 彼氏
- 元ネタは昨年解散した劇団子供鉅人作品とはいえ、俳優陣は一新されていて全く違うもの
- 演劇的手法の導入が割りとはっきり吉と出てると感じられたのは自分的には初かもしれな
- まるで、小劇場の箱で見ているのか と錯覚してしまうほど作中のロケ地やセットはシン
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間77分
- 監督西岡眞博
- 主演松本真依