- 製作
- 2018年 ドイツ
- 時間
- 91分
- 監督
- ゼーンケ・ヴォルトマン
- 出演
- クリストフ・マリア・ヘルプストフロリアン・ダーヴィト・フィッツカロリーネ・ピータース
- 種類
- コメディ
2010年にフランスで上演された舞台「名前」をドイツで映画化し、ディナーに集まった5人の男女が、子どもの名づけを巡って繰り広げる舌戦を描いた会話劇。ライン川のほとりにたたずむ優雅な邸宅。哲学者で文学教授のステファンと妻エリザベスは、弟トーマスとその恋人、友人の音楽家レネを招いて自宅でディナーをすることに。しかし恋人の出産を間近に控えたトーマスが、生まれてくる子どもの名前を独裁者ヒトラーと同じ「アドルフ」にすると発表したことから大騒ぎに発展。友人レネも巻き込んだ大論争の末、話はドイツの歴史やナチスの罪へと展開し、やがて家族にまつわる最大の秘密まで暴かれてしまう。ステファンを「帰ってきたヒトラー」のクリストフ・マリア・ヘルプスト、弟トーマスを「はじめてのおもてなし」のフロリアン・ダービト・フィッツが演じる。監督は「ベルンの奇蹟」のゼーンケ・ボルトマン。